- 前期型 第1 - 14話に登場。(モデル:スズキT20)
- 中期型 第14 - 67、72、73話に登場。(モデル:ホンダSL350K1)
- 後期型 第68 - 98話に登場。(モデル:スズキハスラーTS-250III)
概要
『初代』仮面ライダーに登場した超高性能バイク。前期型のサイクロン号は仮面ライダー1号が主に使用していた。動力源は原子力エンジン。ハンドルのスイッチを入れることにより、本郷猛の常用バイクが変形してライダー専用マシンサイクロン号になる。また常用バイク形態の方がショッカーとのモトクロス戦には有利なため、2つの形態を瞬時に使い分けて戦った。ライダーベルトから遠隔操作を行うことも可能になっている。必殺技はサイクロンクラッシャー。尚、本郷猛が仮面ライダーに変身する際、ベルトの風車ダイナモに風を送り込む役割も持っていた。
しかし、前期型のサイクロン号はオンロード型のバイクであるため、ダート走行やアクションが出来ないことが弱点であった。
中期型のサイクロン号はヨーロッパのショッカーを潰滅させる為、旅だった本郷猛が日本の守りについた一文字隼人に託した改造サイクロン号であり、前期サイクロン号と比べ出力、ジャンプ力、機動性がアップし前期サイクロン号よりも小回りや派手な戦闘走行が可能になった。また垂直の壁面を登る能力と救助用ロープの射出能力が追加されており、ピンチに陥った仮面ライダー2号を何度も救った。後に日本に戻った仮面ライダー1号も同型の改造サイクロン号を後期型サイクロン登場まで使用した。
そして、後期型の新サイクロン号は本郷猛、立花藤兵衛、滝和也によって設計・開発された。本郷猛が常用するセミカウルのオートバイが、仮面ライダーへの変身に合わせて自動変形する。出力、機動性、ジャンプ力等あらゆる面で前期型、中期型を凌駕しており、最強のサイクロン号といえる。またウイングを展開させる事で今までのサイクロン号にはなかったグライディング飛行が可能になり、急制動用にパラシュートを装備している。必殺技はフロントカウルを細かく振動させた状態で体当たりを決めるサイクロンアタックで、ゲルショッカーの怪人を倒した事もある。