「それにしてもお兄ちゃんてば、随分とまあ可愛らしくなっちゃって…」
CV.石原夏織
概要
漫画『お兄ちゃんはおしまい』のキャラクターの1人。
漫画第1話(アニメ第1話)から登場。
高校生世代から飛び級で大学へ進学する秀才で、陸上大会でも記録を残す程の運動神経を持つ所謂文武両道。
家事全般もそつ無くこなし料理も得意である。なお両親は海外にいるので緒山家の家事は彼女が担当している。
一方で、お化粧や洋服で着飾るといった自身のお洒落には無頓着。
プロフィール
来歴
引き籠り生活を送っていた真尋の夕飯(アニメ版では真尋の私室にあったコーラと思しき飲み物)に性転換する薬を一服盛り、本人の許可なく女の子の姿に変えるという所業を敢行し、治験と称して真尋を納得させるものの、みはり本人の中では真尋を人として更生する為の「お兄ちゃん改造計画」なるプランが作り上げられている。
実の兄を実験台にするなど、兄をぞんざいな扱いにしているように思われがちだが、実は重度のブラコンで、みはりの中では兄である真尋の存在が非常に大きな物となっており、彼女の行動理念の悉くが「お兄ちゃんの為」と言う一つの願望から成り立っている。
学校での勉学やスポーツは元より、料理の腕前も元々は「お兄ちゃんに喜んで貰いたいから」と同級生であるかえでに教わり始めたもの。
何時も付けてトレードマークとなっている英語の「D」を反転させたような髪留めも、学校のテストの成績が良かった際に真尋からプレゼントされた物で大変大事にしており、その他にも真尋から貰った物等は大切に保管している。
自身の外見には頓着した事が無いらしく、家で過ごす格好は大抵赤いブラウスに白衣を羽織った姿のものでほぼ統一されている(季節によっては白衣が半袖になったりする)。
お出かけ等の外出時には流石に余所行きに適した格好に着替えるが、中学生時代の時、冬の時期はスカートだけでは寒いからとスカートの下にジャージを履いてかえでの前に現れて、かえでをドン引きさせた事がある。
本人もその無頓着さ故の着飾りに対する不得手は自覚しており、自身の所有しているお洒落な洋服等は女の子の姿となった真尋に着飾らせている。
ちなみに、中学生時代のかえでに洋服の選び方を教わった理由も、「お兄ちゃんとのお出かけに着ていく洋服が欲しかった」から。
涙もろい一面があり、例えば兄が真人間として成長していることを感じるだけで泣いてしまう。
また、アルコールに弱いらしく酒粕の甘酒で酔っ払ったことがある(酒粕にはアルコールが含まれ、沸かしても全部は飛ばない)。
兄に褒められたい一心で文武以外にも料理をはじめとした家事を極めたが、結果としてそれが周囲から兄に「優秀な妹の兄」としての劣等感を強め、引きこもりにまでしてしまった裏がある。
大学に飛び級はしているが年相応に自分のスタイルを気にしている。
決して貧乳ではないしむしろ大きい方なのだが、親友や中学生になった兄の同級生が自分より大きいのもあって胸関連の話題には敏感である。
容姿
左:漫画版、右:アニメ版
兄のまひろと正反対の黒髪で、基本的にツインテールにしている。アニメ版では髪の裏)が紫色になっている。
まひろに貰った髪飾りを前髪につけるのがトレードマーク。
目の色がまひろと同じ。
胸はそこそこある方らしいが、アニメ版では更に大きくされている。
関連イラスト
関連タグ
- サンジェルマン(戦姫絶唱シンフォギアAXZ):自身の手により親しき人物を男性から女性へ性転換をさせたキャラクター。ただし、こちらは錬金術によるもので、本人達も同意済み。