概要
『F-ZERO X』から参戦したシリーズ初となる二人一組のパイロット。
名前の由来はごま塩。関連する人物や用語も和食から来ている。
惑星ハックマイン出身のフリカケル人で、生まれた時から常に二人一組で行動するという変わった習慣を持つ種族。起床から食事、果てはトイレまでも何から何まで一緒(ただし、ドン・ジーニーのムービーではシオーが単独で行動している)。
規定では2人乗りのマシンは禁止とされているが、彼らは特例として認められている。元々二人一組で過ごしてきただけあり、マシンの操作も絶妙なコンビネーションを誇る。
背が低い方が頭脳派のゴマーで、高身長のシオーを非常に羨ましく思っている。一方シオーは頭の良いゴマーを尊敬しており、彼の言う事なら何でも信じ込む。
息の合ったコンビとして名高い2人であるが、全てにおいて思考が共通しているというわけではなく、大切なものは何かと聞かれればゴマーは「相棒」なのに対しシオーは「お金」と答え、優勝賞金の使い道はシオーが「貯金」する一方でゴマーは「ギャンブル」に使おうとしていたりする。
『GX』時点では来年お互いに結婚して相棒が変わるため、今回が現在のコンビの最後の出場となる噂があるが、定かではない。
ちなみにゴマーの奥さんはスリー、シオーの奥さんはサトーというらしい。
アニメ『ファルコン伝説』
担当声優
19話に登場。
ハックマイン星から逃亡した指名手配中の詐欺師2人組。
原作において悪役では ないキャラは他にもいるが、とりわけ悪とは程遠いこの2人までもが小悪党としての登場を果たした(これに伴い顔も何処か胡散臭いデザインに)。
常に2人同時に話しており、「な、相棒」が口癖。アニメ版のフリカケル人は離れていると死んでしまう種族となっている。
銀河一の悪党を夢見ており、F-ZEROレースでの優勝を繰り返すことで注目を浴びて、憧れの ブラックシャドーの配下になることを目指す。
そのためにあちこちの星でインチキ商品を売り捌いてF-ZEROマシン購入用の資金を稼いでおり、中でもダイエットに必死だったルーシーからは絶好のカモとして存分に金を騙し取った。
目標金額に達したのか引退済みのF-ZEROマシンを何処からか入手し、カンパニーで2人乗りへの改造を試みるも上手くいかず四苦八苦。そうしている内にルーシーに見つかってしまうが、未完成のマシンを見た彼女に本来の夢については伏せたまま不幸な身の上話を聞かせることで同情を誘い、メカニックとしての助力を得ることに成功する(以降、ルーシーを「あねさん」と呼ぶようになる)。
その結果ツインノリッタが完成し、正体を知って駆けつけたリュウとジャックを撒いてレースに出場。初参加ながらも脅威の軽量化により恐るべきスピードでトップへ躍り出た。しかし、ブーストは2回が限度とルーシーから忠告を受けていながらもリュウに追い抜かれた際に焦って3度目のブーストを発動してしまったことでツインノリッタは夢と共に崩壊。そのままなす術なくお縄につくが、最後はルーシーから激励を受けてを涙し、大人しく連行されていった。
搭乗マシン
マシン名 | ツインノリッタ(Twin Norrita) | 重量 | 780k |
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エンジン | KOM-E246×2 | 製作 | オニギリードライブヤード社 |
性能評価 | ボディE/ブーストA/グリップC | マシンナンバー | 22 |
惑星ハックマイン特産の金属「ワカメール」を外装に用いることで、2人乗り用ながらも驚異の軽量化を実現したF-ZEROマシン。
出場マシンの中では最も軽量のマシンであるが、軽量化と引き換えにボディ強度を犠牲にしており、ライバルマシンやガードビームにぶつからずに走りぬく操作テクニックが要求される。
アニメ版は先述の通り、引退したF-ZEROマシンがルーシーの手によって2人乗り用に生まれ変わった物。
徹底的な軽量化を追求した結果スピードを得た代償として、うっかりでも3度目のブーストを発動してしまうとマシンが崩壊してしまう程の脆弱さとなっている。
手を付ける前はリトルワイバーンに似た見た目をしており、ゴマーとシオーの2人で改造していた際には前後複座式となる予定だった模様。
ちなみに19話以外にもモブマシンとして登場している。