概要
「ヴァンカツ!」はアニメ「アイカツ! -アイドルカツドウ!-」第122話「ヴァンパイアミステリー」に関するイラスト、および同話準拠でヴァンパイア化した登場人物のイラストにつけられるタグ。
いわゆる「ドラマ回」である同話は、あかりらが出演した30分ドラマ「スターライト学園 ヴァンパイアミステリー」を、O.A.よりひと足先に学園寮内の部屋で皆で視聴して…という体で話が進む。
タグ名は、ドラマ内で特別出演したアイドルの「私たちのヴァンパイアアイドルカツドウ!、ヴァンカツ! 始まります!フフッヒ。」から。
3rdシーズンに入って、初めて美月が出たほか、先輩アイドルが大挙して出演する豪華な回であるが、ツッコミが追いつかないカオス回でもあった。
主な出演者
- あかりサンシャイン(大空あかり)
スターライト学園に通う元気なアイドル。ドラマ内ではヒロインを務める。
- スミレジェラート(氷上スミレ)
あかりサンシャインのルームメイト。嵐の夜に、謎の声に導かれ失踪するが…。
あかりサンシャインに襲い掛かる姿は各所で話題となった。本エピソード最大のホラー要素。
- 珠璃アス・シーザーサラダ(紅林珠璃)
ドラマにおける主人公。レジェンド織姫学園長が呼び寄せたスゴ腕ヴァンパイアハンター。
劇中では普段と違ってクールな性格のキャラだが、決めポーズはばっちり披露した。
- ひなきツイスター(新条ひなき)
スターライト学園のアイドル。スターライトクイーンの座を狙う、学園一のひねくれ者。
演じたひなきは「1人だけノリが浮いている」と恥じ入っていた。
- レジェンド織姫学園長(光石織姫)
学園のボス。事件解決のため珠璃アス・シーザーサラダを呼び寄せるが、何か知っているようで…。
ドラマ内でも食堂のシェフとして出演。ドラマ内での名前は不明。
本人の出番は短いが、ある重要なアイテムを準備した。
ここは永遠に輝き続けるアイドルたちの虎の穴、ヴァンパイア学園よ!
超豪華☆特別出演!…「これってアイカツか?(by ヴァンパイア蘭)」
アイドルを永遠に輝かせたいというレジェンド織姫学園長の思惑から、ヴァンパイアユリカとレジェンド美月によってヴァンパイア化したアイドルたち。
(ちなみにアイドルではないがこの人もヴァンパイア化している)
設定上はユリカがいわゆる真祖にあたるが、劇中ではレジェンド美月が首領として振る舞っている。美月さんとユリカ様だから仕方ないね。
結果として、彼女たちは永遠の輝きを手に入れるが、学園長には大きな誤算があった…
レジェンド織姫「ヴァンパイアは闇に生きる存在、だからスポットライトを浴びることができない…ヴァンパイアアイドルは、ファンの前に出られないのよ!」
余談
この回の絵コンテは、メカニックデザイナーとして有名なカトキハジメ氏が担当。珠璃アス・シーザーサラダが使うボウガン型の銃等も、氏のデザインである。
概要の通り、3rdシーズンでの神崎美月の本編初登場となる。
時系列的には3rdシーズン中にあたる劇場版アイカツ!でも彼女にスポットが当たっているが、その後の本編への初登場がカオス全開のドラマ回だったことは大きな衝撃を与えた。
一方、大スター宮いちごまつりでのやりとりを経たあと、このようにはっちゃけた役を演じる美月に、ある種の感動を覚えたファンも。
そして、さりげなく解散後のTristarメンバーが劇中で明確に共演した回でもある。
フォトカツ!
スマホアプリゲーム「アイカツ!フォトonステージ!!」では、おいて、このエピソードの実質的な続編『ヴァンパイア☆パニック』 が期間限定イベントのシナリオで公開。
本編と同様、学園寮内の部屋であかりスミレひなき珠璃が、ドラマを観賞するという体で進行する。
このエピソードにおいてはレジェンド美月が「ヴァンカツには多くの反省点があったがその反省点を修正したら、どんなヴァンカツ!ができたのか」と、実に彼女らしい疑問を抱いたことをきっかけに、ふたたびヴァンパイア事件が起った…というストーリー。
鑑賞後の感想会のホラー度も上がっている。