概要
特派が開発した試作嚮導兵器ランスロットにフロートユニットを装備した形態。
なお、他の武装はそのまま引き継いでいる。
フロートユニットを装備した事により、従来の運動性に加えて3次元的な戦術をも可能とした。
しかし、初期段階故にユニットのエナジー消費は激しく、唯でさえ短いランスロットの活動時間を更に縮めてしまう欠点を有している。
しかも、ユニットそのものにはブレイズルミナス等の防御手段が講じられておらず、それ自体も大型である為、地上戦闘に置いては寧ろデッドウェイでしかないと言う弱点も有している。(事実、劇中でも度々破壊されている姿が見受けられる。)
R2の時代においてはエナジー関連の問題は改善されており、サザーランドなどの第五世代機でも使用できるようになっている。
ゲーム作品での性能
スーパーロボット大戦
コードギアス系のボスユニットとして登場。
高い運動性とパイロットであるスザクの高い能力を兼ね備えた強敵として立ちはだかって来る。
グランブルーファンタジー
コラボシナリオ『蒼穹に散るゼロ』で登場。機体の名義こそはランスロットだが、武装に関してはこちらを採用しているようだ。時系列の都合上、紅蓮弐式は飛行できない為、ルルーシュは貴重な飛行戦力として数えている。
コラボシナリオで入手可能なトレジャーと交換で入手だったが、サイドストーリー入りでEXシナリオの全クリアに緩和されている。ユニットに関してはスザク名義になるのだが、ランスロットの画像にする事が可能。実は、早い段階で取っておくと後々が有利になる。何故かは……。
奥義 | アビリティ | サポートアビリティ |
---|---|---|
ギアスの呪縛 | MVS ブレイズ・ルミナス 白き騎士 | ナイトメアフレーム 生への絶対遵守 |
スパロボと同様にMVSを使用、ただしヴァリスに関してはSSR武器として登場し、ランスロットの武器としては使えない。
しかし、それがなくても自身のHPが少なければ少ない程に連続攻撃率がアップする『生への絶対遵守』が地味に強く、瀕死時のターン終了後にはスザクに『絶対遵守のギアス』が付与されるのだが、これが5ターン限定でランスロットの能力を大幅に上昇させる。更に言えばギアス発動時には奥義技『ギアスの呪縛』も一緒に強化されるので、上手く奥義発動タイミングをコントロールできれば大ダメージを与える事も可能。
(更に言えば、このギアスに関しては敵のバフ解除技でも除去不能なのが大きい)
HPが少なくなってからがスザクの本領発揮とも言えるのだが、この仕様が実はある組み合わせに噛み合う。そう言った箇所を考慮すると、戦力として今後も使う場合にはレベル上げが必須となってくる。その為にも、愛用していこうという方は早い段階で入手する事を心掛けたい。
2020年1月からは該当シナリオがサイドストーリー入り(恒常化)、無課金でも強力なユニットが手に入ると考えるとよいだろう。
2020年7月開催の風属性有利ブレイブグラウンドではカウンターなどの面から自動編成にしておくと、選ばれる確率が高い。同じコラボでは何故かガチャピンも自動編成で組まれやすい一人だが。
頑張ってモニカも入手出来ると、無課金でも風属性戦力が安定するかもしれないのでお試しあれ。
ロストストーリーズ
2022年11月末のメインストーリー第10章と共に実装。
スカウト(ガチャ)では☆4枢木スザク「扉のその先に」とセットで入手できる。
MOVE TYPEは浮遊で、武装は近接のMVSと遠隔のヴァリスの2種類。
MVSは通常のランスロットの上位版といった所で、コストが増えた分基礎ステータスやスキル攻撃の範囲・威力が上昇している。ただし、スキルゲージが貯まりにくくなっているため、ザコ相手の殲滅戦よりもボス相手の守戦の方が活躍しやすいだろう。
ヴァリスは通常のランスロットとステータス自体はほぼそのままだが、攻撃範囲が異なる。グロースター(ダールトン機)よりも奥まで狙える長射程と2体同時攻撃が可能なのが利点だが、左右の範囲が減ったことによる死角があり、方向転換込みでもカバーしきれない。他にも、スキル攻撃の同時攻撃数が3体に減っている事から、単純な上位互換とは言い難いため、そうした違いを念頭に置いた運用を心掛けたい。
また、『KMF討伐イベントScene.04』の報酬として、STAGE25で登場した片腕をサザーランドのものに換装したバージョンが実装。
こちらの武装は遠隔のヴァリスのみで、装備換装の影響からステータスが下がった分コストも下げられている。
特にスキル攻撃は固定ダメージを削除された影響でかなり弱体化しているが、通常攻撃の性能は遜色ないため、そちらを重視した運用ならばローコスト版として使えるだろう。