概要
CV:桐本拓哉
2018年12月公開の映画『ドラゴンボール超 ブロリー(BROLY)』に登場するキャラクター。
フリーザによって惑星ベジータが破壊される前の時代のサイヤ人。
サイヤ人でありながら戦闘行為を苦手とし、惑星ベジータでは非戦闘員として宇宙船発着場の職員を務めている(サイヤ人は戦闘力の数値の低い者は技術者になるか、「飛ばし子」として他の星に飛ばされる)戦闘力は920未満で大猿化したことはない。
整備中の宇宙船に乗り込んできたパラガスと共に小惑星バンパに向かうが、ブロリーを発見した後、3人でバンパから脱出しようとするも強行着陸により宇宙船が壊れていることが発覚し帰れなくなってしまう。そして少しでも食料を温存して自分たち親子だけでも生き延びたいと考えたパラガスによって、胸を貫かれて殺されてしまう。
ノベライズ版には登場しない。
スーパードラゴンボールヒーローズUVM5弾では映画に先駆けてカード化されている。
アビリティ名は『非戦闘サイヤ人』で、【仲間の与えるダメージ2倍&仲間のCIスピードを超遅くする】という効果があり、サポート役としては優秀。
必殺技は光線銃を使用した『ブレイクショット』。
名の由来は野菜のビーツから。
余談
劇中では言及されていないが、レモとチライが小惑星バンパに初着陸した当時、パラガスが腰に着けていたポーチと、ブロリーが着ていたバアの耳以外の衣服は、すべてビーツが身につけていた私物である。ビーツとブロリーは痩せぎすと筋肉質の差はあれど高身長(両者ともパラガスよりやや背が高い)、股下の長さも同じであることから、そういうことをさせるために設計されたキャラだとわかる。
そして、レモとチライが大破した宇宙船を探索しようとした際パラガスに呼び止められて終わったが、そのまま中を探索していた場合、もう一人いた人物の痕跡、ビーツに関する何かが残っていたはずである(たた、過酷な環境のため食していた可能性もあり、骨すら残っているかも怪しい)。パラガス亡き今、ブロリーは生前のビーツと接触もなかったため、誰にもその存在を知られぬまま、大破した宇宙船と共に野ざらしになっていると思われる。
旧ー映画第1作目「燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」に登場したパラガスの部下・モアもパラガスによって殺害されている。