概要
複数の搾精研究所作品に跨って登場するキャラクター。
どの作品でも悪役として活躍するが、同一人物なのかスターシステムなのかは現在のところ不明。
搾精病棟
CV:十夜鷹蓮
思い知らせてあげないと.. “上下関係”というものをね..
人物
院内でも恐れられる三大お局の一人。一見すると清楚で儚げな印象を持たせる心優しいナースだが、その内面は男を虐げて服従させることが大好きな超腹黒ナース。
ヤマグチ曰く「根っからのボス猿気質」で、院内には彼女の傘下にあるモブナースが大勢おり、自身を持ち上げさせては悦に浸っている。ヌマジリからも私生活は女王様のそれのようであることが仄めかされている。
かつては有名なヤンキーだった元ヤンで、怒ると非常に凶暴になることから「キレタニ」の異名のもと、眉ナシ金髪にキ○ィちゃんサンダルを履いて、従わない相手を木刀でシバきまわしていたらしい。その凶暴性は今でも健在で、一度スイッチが入ると「キレタニモード」となり、非常にドスの効いた口調で相手を威圧する。青筋を浮かべる様は同じく元ヤンのヤマグチを震え上がらせるほど。
一方で、元ヤンであるからか強い相手を見抜く能力があり、看護師長の殺気をいち早く察知している。
同じ支配者気質のヌマジリとは拮抗する関係で、ライバルとも言えるが、回想時では気弱だったミアを一緒に虐めていたり、行動を共にしたりすることも多いため、何だかんだ仲が良い模様。
劇中の活躍
7話でヤマダの搾精担当となり、当初は優しくしていたが、途中で本性を表してヤマダを媚薬で徹底的に服従させる。
その後は虐めていたクロカワ(とそれに付き合わされたヤマダ)に反抗されるも、難なく返り討ちにした。
終盤では自身らの悪行を暴こうとするタチバナたちと対立し、キレタニモードで一度は彼女らを黙らせるが、ヒラマツにアマミヤ先生特製のアマミヤ・アクメガスを浴びせられてしまい、手懐けていた患者たちからヌマジリ共々メチャクチャにされた。
最終的には逮捕されたが、連行される間際でもヤマダのことを諦めていなかった。逮捕後はヌマジリと共に何故か他の受刑者に対してマウントを取っていた。
余談
作者のあとがきによると、当初は2話で登場予定であり、そのコンセプトは関わった患者の死亡率が高いという黒い噂付きの「死神ナース」だったとのこと。内容は患者に優しい処置を施して献身的に接する裏で、多額の生命保険金を掛けたうえで自然死に見せかけて殺害する…という手口だったとのこと。しかし、登場する順番を考慮した結果ボツとなり、現在のキャラクターに落ち着いたらしい。
また、キレタニモードは7話で披露する予定だったが、それも結局ボツになったことも語られた。
淫獄団地
黙りなさい…昨夜変態3匹が粗相をしたわ…連帯責任よ…
「バニシング排斥婦人会」会長。通称「調教魔」。
ワタナベ達が再び粗相をしたとして連帯責任でサナモリを処罰しようとする。絵に描いたようなサディストであり、団地の和を乱したと見なした人間に苛烈なイジメを加える極悪人妻。屋上でも公園でもわざわざ玉座の様なソファーを持ち込んで座り女王様アピールする。
13話でヌマジリにより元ヤンであることと機嫌が悪くなるとやけ食いする癖があることも明らかになった。さらにキレた際には今までウインナーを食べていた金属製のフォークの先を噛みながら先の部分をへし折っている。
変態人妻達の性癖には引き気味だったり、反社との繋がりがあるにもかかわらず、ツジサキが暴走し、プラスチック爆弾で団地全体を破壊しかねない事態になりかけた際には、トロッコ問題の例えを出してツジサキの使い魔型ドローンのヘッコの自爆スイッチを押すという形で団地の住人の命を優先し、ツジサキとヨシダを殺してしまったと勘違いしていた時は表情が曇り歯軋りをするなど時折妙に常識的な一面も見せる。
かつてアイゼンが不健全なコンテンツを提供するメディアへの討ち入りとエロ本の焚書を行う過激なモンペ思想故に孤立し、婦人会が解散しそうになった所を付いて会長になり、当初は子供の健全教育を推進する温厚なママ友集会だった婦人会をより陰湿で凶悪な集団に改革してしまった。
4巻のおまけ漫画ではショウダ、ツジサキ、アンドウの3人に高級スーパーに売っているドイツ製の高級ウインナーを買ってこいと1万円を渡すも、ツジサキ達に底辺御用達の激安スーパーで買った発ガン性たっぷりの謎肉ウインナーを高級スーパーの包装紙で包むという偽装を行われ、お釣りの9000円をちょろまかされてファミレスで豪遊する資金にされてしまった。この時「あいつら舌バカだからわかりゃしない」と陰口を言われている。この点から見ても人望は薄いようである。