CV:大花どん
「とにかく・・・君の記事など認めん・・・病院のブランドに傷がつくからな・・」
「なにが病院ブランドですかぁああ！！こんなジジババのたまり場に権威なんてありませぇええん！！口コミも最悪なんだからこれ以上傷ついたってたいして変わりませんよぉぉおおお！！」
「なんだとぉ・・」
私は医者で薬学博士のアマミヤといいますぅ！
本作の舞台である病院に勤める女医さんであり、恵体美人ナースのオオツカちゃんを常に助手として侍らせている。契約書によると、苗字の表記は「雨宮」。
「ヤバい」キャラが多い本作でも屈指のネタキャラであり、とにかくとにかく濃いキャラクターの持ち主。常に徹夜明けの如きハイテンションであり、目が据わった表情のまま全力シャウトで叫び続ける滅茶苦茶にうるさい人。そのデカい声で鼓膜を破られた患者も後を絶たないと噂されており、全年齢漫画版ではもはや某超人の雄叫び並の威力を発揮している。
甘くウェーブのかかった茶髪と小柄な体に見合わぬ豊満なバスト、縦セタニットに萌え袖白衣と、見た目だけならパーフェクトにカワイイのだが、言動も挙動もとにかくウルサイので全部台無しにしているTHE・残念な美人。
ちなみに、やかましくなったのは耳の遠いじーさんばーさんの患者を相手にし続けた結果、自然にこうなったとのこと。ただし漫画版だとうるさいと文句を言われると傷ついて泣き出すと言う面もある。
画期的な新薬を多数開発している天才博士だが、実験や認可承諾も無しに患者に新薬を投与するという狂気の沙汰をやってのける紛う事なきマッドサイエンティスト。開発してきた新薬も疲労がポンととれる「アマミヤ・リキッド」を筆頭に都合がい･･･もとい怪しすぎるモノばかりである。
厄介なことに本人は医者としての善意でこれらの所行に踏み切っており、悪いことだとは微塵も思っていない真性のマッドサイエンティスト。
本人は作る端から新薬のアイディアがポンポン浮かんでくるので、「いちいち安全検証や患者の承諾など取っていられない」という理由でひたすらに開発と実践を繰り返していると言及している。酷いときには施術の誓約書を患者に書かせず自分で勝手に書いてしまった。これはもちろん立派な犯罪であり、教授の言葉である「なぜ医師免許と薬学博士号を持ってるのか理解に苦しむ」がそのまんま当てはまる有様。まさに天災博士。
一方で本人なりに真摯に患者に向き合っており、根本部分が間違っていることに目をつむれば真面目で面倒見がいいお医者さんである。
私の活躍を見てくださいぃぃいいい！！
8話で登場。ヤマダの奇病を研究するべく自ら担当に乗り出し、オオツカと共にツッコミどころ満載の処置をする。
その後は看護師長らと共にヤマダを懐柔しようとするが、その際に本人曰く「留学の時に買ったお気に入り」の水着で読者の腹筋を破壊した。その際にミアを新薬の被検体にしていたことが発覚する（ミアが自発的に協力していただけ）が、それに怒り狂った看護師長から制裁を受けてしまい、さらには骨法で応戦するも暴走したミアによって文字通り殺されそうになってしまう。しかし、自身の危機に駆けつけたオオツカによって救い出され、最後はヤマダの奇病を治す薬のメモを伝えて逮捕された。その際は声が途切れ途切れだったため、ヤマダからは心配されていたが、最後の最後で通常運転に戻った。
なんだ、元気じゃないか。
私の迷台詞ですよぉぉおおおお！！
- 「ヤマダさぁぁん！！お加減いかがですかぁああああ！！」
第一声。すでにうるさいッス。
- 「開錠パスはぁぁあああ！５・９・６・３ごくろうさぁあああああん！」
ウスッ！先生！パスワード叫ぶのはどうかと思うッス！
- 「飲んだら幸せになれる抗うつ薬『アマミヤ・ハピネス錠』！これで鬱病は根絶よぉおおおおお！！」
鬱病を根絶する前に認可取ったほうがいいッス
- 「アマミヤ流格闘術！『骨法』はぁあああああああああああああああ！！」
先生、全然効いてないッス！
私が開発した新薬ううううううううううう！！
- アマミヤ・リキッド
ビタミン・ミネラル・蛋白質・媚薬が大量に入った激ヤバ栄養剤。疲労がポンと飛ぶわよおお！！
- アマミヤ・アクメガス
吸引型の媚薬。コレを吸ったら男も女もケダモノにトランスフォームよおおおおおお！！
- アマミヤ・ハピネス錠
鬱病を根絶するほど効く抗うつ剤。飲めば不安は吹っ飛び笑顔が溢れて楽しい毎日よおおおおおおお！！
- アマミヤ・ピロピロ
打たれた人間は速効で催眠状態に陥り何でも言うことを聞くようになる催眠剤。言っちゃ何だけど都合が良いわねえええええええええ！！
- アマミヤ・アンチ・チキン
サルモネラ菌だけを滅菌できる抗菌薬。これを飲めば食中毒も治る優れものおおおおおおお！！
- アマミヤ・ジェノサイドガス
あらゆる細菌を滅菌する。散布するわよおおおおおおおおおおおおお！！
君の友情出演など認めん、淫獄団地のブランドに傷がつくからな
原作：搾精研究所 作画：丈山雄為のコンビで連載されている変態人妻アクション漫画【淫獄団地】第１３話にてあまりにも唐突すぎる形でアマミヤ先生が友情出演を果たし、読者の腹筋に不意打ちめいたボディーブローを突き刺すこととなった。
ちなみに、搾精研究所が丈山雄為と組むことになったきっかけは、メイン画像にも選ばれている丈山が描いたアマミヤ先生のファンアートがきっかけであり、ある意味原点回帰を果たしたともいえよう。
私のイラストですよぉぉおおおおおおおお！！！！
余談んんんんんんんんんんんんんんん！！！
アマミヤ先生は作者（搾精研究所）にとってもお気に入りのキャラクターであることが随所で言及されている。
実は「バ○ク・トゥ・ザ・フューチャー」のドクをモデルに生み出されたキャラクターだったのだが、ある意味では元ネタが霞むほどアクが強いキャラクター造形となった。
作者によればアマミヤ先生の初出となったエピソードを描いていたころは自律神経の乱れによってほとんど眠れない状態が続いており、ぶっ飛んだアマミヤ先生の台詞とテンションに引きずられて本人も少々変なテンションになっていたとのこと。ちなみに、「5963」はかつて銀行口座の暗証番号に使っていたらしい。
また、作者とアマミヤ先生のシンクロ現象はここに留まらず、完結以降作者のツイッターでのつぶやきは全てアマミヤ先生口調となり、ユーザーアイコンも作者近影もアマミヤ先生の画像となっている。
ある意味で、アマミヤ先生は搾精研究所のアバター、島本和彦にとっての炎尾燃みたいなことになっているのである。
サークルの前作『無限射精拷問』のエピローグに、10代の頃の彼女らしき人物が登場している。同一人物か、また同一時間軸かは明示されていない（※ノベライズ版では「私立アンゴルモア憂国大学」なるFラン大学を卒業していると言及がある）ものの、この時からうるさかったため「耳の遠いお年寄りの相手をしているうちに大きくなった」という自己申告はウソ、もしくは働くうちにさらにひどくなったと考えられる。
教授のセリフから医師免許と薬学博士号両方を所持していることが明かされている。日本の法律上全く不可能というわけではないが、どちらもストレートで取得した上で常勤医となるには15年近くかかることになるため、仮に18歳で大学進学した場合、アマミヤ先生は既に30代ということになる。
ただし、過去にアメリカに留学していたことを言及しているほか、上記の『無限射精拷問』では「天才少女」と呼ばれているため、飛び級で大学に進学し、さらに留学して免許や博士号を取得した可能性が示唆されている。
とにかくアレな人なのだが、劇中では完全なギャグキャラ扱いをされており、やることなすことが素っ頓狂で愉快な人である。性悪ナースばかりが出てくる本作においてはある種の癒やし要員であり、素直で健気なオオツカちゃんとの漫才めいたかけ合いも微笑ましい。
こういった数々のネタ要素から『搾精病棟』屈指の人気キャラクターとなっており、彼女がネット上で話題を呼んだことで『搾精病棟』という作品が世に知れ渡ったといっても過言では無い。
この人気を受けてか、後にヤンマガWEBにて連載が開始された搾精病棟全年齢版では出番が大幅に増え、序盤からアマミヤ先生劇場を堪能出来る悪夢のストーリー展開が繰り広げられている。
後書きによれば、デザインについては作者が思うマッドサイエンティスト像の典型である「声が小さい」「メガネ」などの要素を意図的に外していったこと、大声属性については実際に医療や介護の現場で、耳の遠いお年寄りを相手にするうちに声が大きくなってしまった職員がいると知ったことが語られている。
2023年2月、「WAVE」からフィギュアが発売されることが発表された。
尚、彼女が通っていたとされる「アンゴルモア憂国大学」は続編と言える「淫獄団地」にも登場している(しかも上記のセリフに似たやり取りまでも行われた)。
