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ソローネ・アングイスの編集履歴

2023-03-15 16:48:15 バージョン

ソローネ・アングイス

そろーねあんぐいす

ゲーム『オクトパストラベラーⅡ』に登場する主人公の一人。

プロフィール

スタート地点ブライトランド地方
年齢23歳
ベースジョブ盗賊
フィールドコマンド昼:盗む / 夜:闇討ち
固有アクション闇夜の加護
底力残影
CV田中理恵

人物

ブライトランド地方を拠点とするならず者集団「黒蛇盗賊団」に所属する盗賊。

普段は盗みと掃除を生業としている。


その盗賊団は血の繋がりの無い家族でもあるが、組織の頭であるファーザーとマザーから支配されており自由がない。特にマザーは組織内の規律と秩序を重んじるが残忍な性格で、「従わせるなら痛みが一番」と容赦なく罰する。ソローネも幼い頃から鞭で打たれるなど虐待されてきた。


ファーザーは盗賊団を仕切る存在で彼女に盗賊の技術を教えていた。

「裏切り者には死を」「生きたいなら殺せ…」等シビアな発言をする一方で「俺の技を盗めたのはお前だけだ」と彼なりに彼女を評価したり、わりと武人な所もあるらしい。


同じ盗賊団の仲間にピルロとスキラッチがいる。

ピルロは煙草をよく吸い、組織に絡めとられる人生に半ば諦念を抱きつつも、組織で成り上がるという夢を持っている。

スキラッチは攻撃的な言葉で吠えるが、その心の内には組織から下される罰に対しての恐怖が刻まれている。


自由のない人生から這い上がる為、彼女は「待ってて…母さん…父さん」と呟きながら父と母を殺す旅に出る。

ちなみにどちらを先に殺すかはプレイヤー次第。


過酷な人生を歩んできたからかクールな性格をしているが、動物が好きらしく、動物に対して優しさを見せる。また、獣人であるオーシュットの尻尾を触るために気配を消して忍び寄ろうとしたり、本人からの許可を得た際は、声を上げて喜んでいる。

ピルロから煙草を勧められても「長生きしたいの」と断っており、健康に気を遣う一面がある。


なお、彼女はかなりの美人でスタイルも良く、露出の高い衣装を着ており、前作の踊子プリムロゼに近い所がある(彼女はかつては貴族の令嬢だったが)。


ベースジョブ「盗賊」

前作同様、剣と短剣を装備可能。

「盗む」「ライフスティールダガー」「フクロウ」「コウモリ」が続投。

鬼火は、闇属性の単体攻撃「闇夜」に変更。

マジックスティールダガーが無くなった代わりに、ターン内の行動順が早いほど威力を増す剣技「不意打ち」を得た。

「瞬速」により自身の行動速度アップも可能。


奥義「盗公子エベルの鉤爪」もそのままの仕様で続投。行動速度が上がる装備で固めれば、相変わらず凄まじいダメージをたたき出す。


ソローネのみ条件を満たす事で「闇のとばり」を習得可能。敵全体に闇ダメージを与え、物理攻撃を必ず外す効果を付与する。


専用アクション

フィールドコマンド:昼「盗む」

人々の持つアイテムを一定確率で入手することができる。中には換金用アイテムや非売品/非授与品も含まれる。


フィールドコマンド:夜「闇討ち」

ソローネのレベル次第町の人々を気絶させることができる。

やってる事は邪道そのものだが、実行条件がレベルなので正道っぽい。


固有アクション「闇夜の加護」

夜間のバトル開始時に自動で発動し、味方全体を強化する。

「物理攻撃力」「属性攻撃力」「行動速度」が上昇するため、バトル開始から一気に攻勢に出るのも戦略の一つとなる。


底力「残影」

発動すると1ターンに2回行動が可能(2回分の行動はそれぞれ自由に選択できる)。

体勢を立て直すもよし、ひたすら攻めに徹するもよしで、プレイヤーの戦術が試される。


関連タグ

オクトパストラベラーⅡ 盗賊 毒親の被害者


他の主人公たち

オズバルド・V・ヴァンシュタイン

キャスティ・フローレンツ

テメノス・ミストラル

オーシュット

パルテティオ・イエローウィル

アグネア・ブリスターニ

ヒカリ・ク


前作のキャラクター

テリオン…前作の盗賊主人公。流れ者で孤高であるなど立場はかなり異なる。


プリムロゼ・エゼルアート…前作の踊子主人公。彼女も過酷な人生を歩んで来て、支配人から利用されたり一部を除いた他の踊り子達からいじめられていたりと近い所もある。彼女も闇属性魔法が得意。












※ここから先はソローネ編三章以降のネタバレがあるので観覧は自己責任で。












マザー三章で判明するが、マザーを殺す為にシスターに変装し孤児院の潜入したが、そこは孤児院とな名ばかりで実際は新たな黒蛇盗賊団となる子供達を育てる場所だった(その場にいるシスター達も本来は黒蛇盗賊団で中にはマザーに逆らって殺された女性団員もいるとか)


なお、子供を孤児院にある広い庭の『マザーズ・ガーデン』の奥にある鐘に縛り付けて鞭で虐待しおとぎ話を聞かせたりと悪質な事をしていた(それ故に孤児院の守衛の老人はその事を知っていて心を痛めていた)

優秀な盗みを働いた孤児の少女ミラを同じように痛めつけていたのを見たソローネは「あんたを『おしおき』しに来た」と告げ、マザーに挑む。

そこで自身の生い立ちと実母が先代の黒蛇盗賊団の首領である事を知る。


そして、ついにマザーは瀕死の状態になりながらも彼女を罵倒したりと最期まで救いが無い外道だった。

なお、マザーを殺した後は少女ミラは自分を認めてくれた(と、信じてる)マザーをソローネが殺した事を恨むが、彼女はあえて自分の名前を伝えて立ち去った。

守衛の老人は全て知ってる上で彼女を咎めず見送った。




そして、父ノ編三章ではその黒蛇盗賊団の首領でもあるソローネの実母の名前は『マリエッタ』である事が判明する。

当時17歳のファーザーもといセバスチャン(マリエッタからは『セブ』と呼ばれていた)は当時殺し屋だった彼女に惚れ、やがて互いに惹かれ合うようになる。


彼女との間に出来た子供の為に盗賊から足を洗おうとしたが…後に運命は狂ってしまう事に。


なんと、マリエッタは黒蛇盗賊団を創った男に惚れて自分達の間に出来た子供を殺し、その男との間に子供を作った。

それが後のソローネである。


彼女を殺しマザーと共に現在のボスとなったが、その悲劇からソローネへの依存も強くなり、元からソローネを嫌っていたマザーに対して「ソローネを殺したらお前も殺す」と脅していた。


本来ならソローネは自身とマリエッタの子供なるハズだった事を伝え、これまで以上に狂いながら「最初からお前に殺される為に育てた」と告げながらソローネを襲う。

子供らしい遊びが出来なかったものの、たまに一緒に好物の木いちごを買ったりと僅かながら暖かい思い出はあったからかソローネは躊躇しながらも彼を討つ事に。


ファーザーは自分達を殺しても自由になれない事を伝えながらも娘を持つのも悪くないと答え、本当の父親に会う事を伝えながら静かに息絶えた。

息絶える前に彼に対してはソローネは初めて本音で「父さん」と呼んだ…あまりにも悲しい展開である。


彼も『蛇』に人生を狂わされた被害者かもしれない(なお、彼が落とす短剣は『マリエッタ』である)


なお、どちらかを先に殺し後から殺した方からも鍵を奪った後もソローネは『両親』の言う通り鍵を両方手に入れても外すことが出来ず自由になれない。

ニューデルスタに何かヒントがあるかもしれないのと本当の父親の存在から彼女は今度こそ自由を得る為に忌々しい思い出が多いニューデルスタに戻る事に。

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