CV・モデル:小沢真珠
概要
『龍が如く4』に登場するミステリアスな女性。正確な年齢は不明だが、推測される年齢よりも非常に若々しい外見をしている。
初登場時は「リリ」という偽名を使っていたが、その正体は元東城会系「笹井組」組員の死刑囚・冴島大河の義妹である。
幼い頃に病を患った自身を治そうとする兄の冴島を心の底から尊敬しており、靖子の実父は近江連合に所属する極道で、実母や他の女性に暴行を加え、更には少年時代の冴島に3000万円を要求するなど傍若無人な人間であることが明かされている。
また、秋山駿のかつての恋人である絵里に容姿が酷似している。
劇中の動向
上野誠和会若頭・葛城勲から「1億円を用意するか、ある人間を殺せば兄を助ける」という話を持ち掛けられ、兄を助けたい一心から、用意できない1億の代わりとして、葛城に殺し屋として利用される形で彼の弊害となる(上野吉春襲撃事件の真相を知る)柴田組に属する構成員を口封じのために色仕掛けを用いて殺し回っていた。
その後も葛城からの殺しの要求は止まらず、もう人を殺したくないという思いから、神室町にて秋山が経営している消費者金融「スカイファイナンス」に「リリ」として訪れ、10日以内に融資の依頼をし、彼のテストに合格して1億を受け取ったが、その場で世間を騒がせていた神室町連続殺人事件の犯人であることを言い当てられ、去って行った。
その後、養父の死に関する重要人物として自身を探していた警察官の谷村正義に保護され、全てを話した後、兄と会うために沖縄へ向かう。
後に[桐生一馬]]や浜崎豪と出会い、冴島と行動を共にした浜崎と桐生からの情報を得て、瀕死の浜崎を残し、桐生と共に神室町へと戻る。
終盤、神室町で秋山や谷村と共に冴島がいる賽の河原へ向かい、桐生達と戦うことになった彼らから拳銃を託されて先に向かうが、運悪く上野誠和会の襲撃に鉢合わせ、葛城に冴島共々拉致されてしまう。
その後、冴島と25年ぶりの再会を果たすが、直後に神室町ヒルズで葛城が苦し紛れに撃った弾から冴島を庇い、最後の力を振り絞って葛城を射殺すると同時に彼女も倒れ、最後は許しを請いながら息を引き取った。
続編である『5』でも冴島により言及されており、自分の極道としての生き様に影響を与えたことが語られている。