データ
初出 | 第9世代 |
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タイプ | ゴースト |
威力 | 50 |
命中 | 100 |
PP | 10 |
分類 | 物理 |
直接攻撃 | ○ |
範囲 | 単体 |
効果 | バトル中に自身が受けた攻撃の回数が多いほど、技の威力が上がる |
解説
オコリザル及びコノヨザル専用技で、進化にはこの技を20回以上使う必要がある。ジニア先生が5回目の授業でヒントとして「ある技」として言及している。
簡単に言えば「いかり」の亜種。
元々の威力は低いが、攻撃を1度でも受けると威力が50も上がるため、これだけで「ゴーストダイブ」を上回る火力が出、ゴースト技としての実用性は高い。
威力を上げるのが容易なので流石におはかまいりのように実質上限無しとはいかないが、それでも最大威力は350(6回の被弾)と非常に高い。ダブルバトルでは味方の連続技で一気に火力を上げる戦法も考案されており、実際イッカネズミとのコンビであるイッカコノヨは要注意戦法の一つとなっている。
また、交代やひんし後も上昇はリセットされないことから「さいきのいのり」ともコンボ可能。
テラレイドバトルにおいても、そもそも相手の攻撃に長時間被弾することが前提のバトルシステムであることや、一度ひんしになったとしても、上昇した威力のまま使用できることなど、この技の特性とレイドの仕様がものの見事にマッチしており、極めて使い勝手が良い。
というか、ゴースト技が無効化されるノーマルタイプや、いまひとつに軽減されるあくタイプが相手である場合を除けば、大抵のレイド(もちろんすべてではない)はこの「ふんどのこぶし」をひたすら連打し続けているだけでもゴリ押しできてしまう。最大まで強化されれば、並のポケモンがテラスタル化して放った一撃に引けを取らない程の凶悪な火力になり、場合によってはテラスタルせずもボスのバリアを叩き割って一気に決着をつけるまで持っていけることも。加えて、特性「まけんき」により攻撃力の上がった状態になっていたら…もはや何も言うまい。
交代しても倒れてもなお自身の憤怒を絶やさない、コノヨザルのスタンスが見て取れる。
性能上ゴルーグとは相性が良さそうだが、怒りの感情をエネルギーに変える技だけに、温厚な彼らが習得するのは難しそうである。
ポケモンカードでは「相手がすでにとったサイドの枚数×70ダメージ」という形で効果を再現している。
関連タグ
おはかまいり…同じゴーストタイプの専用技。こちらはバトルで倒れた仲間の数を参照する。