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イヴェルカーナの編集履歴

2023/04/13 22:20:56 版

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概要

別名『冰龍』(ひょうりゅう)。初登場作品は「モンスターハンターワールド:アイスボーン」であり、本作のパッケージモンスターを務める。

ちなみに「冰」は「氷」の旧字体である。

氷属性を操る古龍としては、派生のフロンティアにはトア・テスカトラが、メインシリーズでもキリン亜種や地域によっては氷属性が付加されるクシャルダオラが存在しているが、純粋な氷属性の古龍種とするならばメインシリーズ初となる。

伝承によれば自然現象としての冷気(氷)を操り、周囲を極低温の環境下に変えてしまう程の強大な能力を持つとされる。

骨格はクシャルダオラやテオ・テスカトルに通じるドス古龍骨格を基本としており、氷を纏っている際には巨大な一本角を形成する。

過冷却水を放って周囲の冷気を瞬時に凍結させるのを基本戦法とする。この攻撃によって何も無い場所に突然氷塊や氷壁を生み出すことができ、ハンターを近寄らせない。

極低温ブレスによる遠距離攻撃を主体としているが、凍結させた尻尾の突きなどの肉弾攻撃もできる。

また、ブレスの勢いを弱めて放ち、足元のハンターの動きを鈍らせ、そのまま尻尾で刺し貫く搦め手も用いてくる。

尻尾の切断は可能だが、切り口を凍結させて通常時と変わらぬリーチを保持して刺突してくる稀有な対応をしてくるので、戦闘時での尻尾切断のメリットが薄いという特殊な様相を呈する。

また強い光にも比較的強く、飛行中にスリンガー閃光弾を浴びせても墜落こそするものの即座に起き上がるため攻撃チャンスにはしにくい。

強化段階で部位の各所に纏った氷の鎧を3箇所破壊すると、普通の気絶とは違った特殊ダウンが発生する。

突如として起こったレイギエナの大移動を始めとした生態系の異変を追い、新たなフィールドである「渡りの凍て地」を舞台に、主人公達の調査団は生態系の異変の謎を探るべく、この古龍を追いかけることになる。

調査班によれば目撃例が少なく、口伝での伝承や雪山の登山者などからの僅かな目撃情報くらいしか伝わっていなかったようだ。

後のアップデートで歴戦王が追加。

ストーリー上では中間ボス程度の扱いだったが、歴戦王クエストではパッケージモンスター面目躍如の鬼畜ぶりで殺しに掛かってくる。

一部攻撃でのみ繰り出すガード不能の即死ブレスに加え、動きの高速化や火力の大幅向上、クラッチ妨害を引っ提げ、後のアップデートで追加されたミラボレアスアルバトリオンと同等以上の難易度を有する。

 行き迷い目睹せし氷像に

 身震の因由は慄然であったと知る

 凍て池の君は ただ冷厳に

 六花の御簾より出づることなく

 愚かなる雑輩を 凍獄へと幽する

2023年2月2日のPVにより、無料タイトルアップデート第4弾で復活古龍種モンスターとして参戦が決定した。本作品ではリオレウスジンオウガなどはもちろん、セルレギオスゴア・マガラといったワールドでは参戦できなかったメインモンスターも参戦しており、アイスボーンのメインモンスターであったイヴェルカーナも無事参戦できることに。

ドス古龍とも縄張り争いをしていたマガイマガドと縄張り争いをする他、現在は探索ツアー限定だがサンブレイクのメインモンスターであるメル・ゼナとも縄張り争いをする。

特にメル・ゼナとの縄張り争いは、作中でも屈指のド派手演出。

危険度は9となっており、メル・ゼナシャガルマガラの8を1つ上回る数値となっている他、探索ツアーでは大社跡や溶岩洞などの汎用フィールド全てに登場する事がある。今作の汎用フィールド全域に登場するモンスターはそろいもそろって化け物揃いである…

戦闘BGM

イヴェルカーナとの戦闘では「壮麗纏いし銀盤の貴人」が流れる。過去作での凍土や氷海のBGMと同じく、氷を操るイメージからかピアノ中心の楽曲。そこに加わる金管楽器のメロディはイヴェルカーナの持つ美しさと荒々しさを上手く表現していると言えよう。

なお、既存のBGMが使用されることが珍しいMHSTシリーズでは2にて原曲がそのまま採用されたばかりか、前述のサンブレイクでは前作ライズからも含め過去作の全モンスターが戦闘BGMをアレンジされている中、ここでも原曲がアイスボーンでのクエストクリアBGMごと再び採用された。

その他、アイスボーンのMR☆3任務クエスト「氷と炎のはざまより」専用BGMとして「冷気を統べる者の片鱗」、そして同作の最後の追加モンスターとして実装された歴戦王戦BGMとして「THE END OF ICEBORNE」がそれぞれ用意されているなどBGMが他のモンスターより優遇されている印象が強い。

防具

防具名は「EXラヴィーナ」。氷で造った紳士服・ドレスのような出で立ちが特徴。

抜刀術【技】(抜刀攻撃にのみ会心率が上昇)や災禍転福(状態異常・属性やられを解除時、一定時間物理・属性・状態異常攻撃を強化)などが発動するほか、

シリーズスキルとして「冰龍の神秘」があり、2部位着用で会心撃【属性】(会心攻撃時、属性攻撃に上方補正)が、4部位着用で新スキルの「冰気錬成」が発動する。

これは納刀時に時間経過で武器に冰気が溜まって物理・属性攻撃を強化するスキルであり、

モンスターへの攻撃で冰気が減少するものの溜まる速度はかなり速い。

有志の検証によると最高で1.3倍の補正が乗り、それを前述の3つのスキルで威力を底上げするという火力に特化したスキル構成となっている。

基本的にどの武器種でも恩恵を得られるが、特に大剣とは抜群に相性が良く、

真・溜め斬りの存在で弱体化した抜刀大剣スタイルが十分実用圏内になって舞い戻ってきたという評価がされている。

イヴェルカーナが復活したサンブレイクにおいても「ラヴィーナ」シリーズとして登場した。シリーズスキルだった「冰気錬成」も登場したがこちらは胴、腕、腰の部位にLv1ずつ付いており、最大のLv3にすることで最高1.3倍の補正が乗るようになる。しかも抜刀術【力】や集中、納刀術が各部位にLv3で揃っており、「大剣で使ってくれ」と言わんばかりのスキル構成となっている。他の武器種でも恩恵を得られる点は変わらないが特に大剣では真価を発揮しやすいだろう。

余談

MHRise:SBでイヴェルカーナが復活した際に、なんと、オトモガルクの重ね着にイヴェルカーナそっくりになりきれる「なりきり冰龍」が先行プレゼントされた。CAPCOM IDに登録/ログインして、応募フォームを入力した上で応募する事で貰う事が可能だった。

MHSTプレイヤーでイヴェルカーナをオトモンにしてたならば思い出深い重ね着になるかもしれない。

サイトの一時的な不具合やCAPCOM ID必須によって応募出来なかったプレイヤーもいたのだが、後日無料配信される事となったため、現在はどのプレイヤーも使用可能に。今後もしかしたら余儀なく配信が止まる可能性もあるため、まだ持っていないプレイヤーは入手しておくと良いだろう。

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