アーマードプリンセスバトルコンダクター
あーまーどぷりんせすばとるこんだくたー
概要
JAEPO2020にてコナミが発表した、「武装神姫」をテーマにしたアーケードゲームで、2020年12月24日から稼働開始。
ジャンルは3Dアクションバトルゲーム。
武装神姫初のアーケードゲームで、ゲーム内で手に入れた神姫をカードコネクトでカード化させ、それを読み込ませてゲーム内に呼び出すことが出来る。
ゲームシステム
ゲームの主な流れは
(eパス読み込み)→クレジット投入→神姫選択→神姫ハウス/神姫カスタム→ジェムバトル→神姫ショップ→コンティニュー
という流れとなっている。
神姫選択
ゲーム開始時に神姫カードを左側にあるカードシステム部分にセットして神姫を最大3体まで呼び出すことが出来る。神姫をお迎えしていない、もしくはカードが無い場合は予め用意されたレンタル神姫を選んで呼び出せる。
神姫にはレアリティ毎にコストが設けられており、Nは☆1、Rは☆2、SRは☆3、URは☆4となっている。総コストは7で、それに合わせてセットする必要がある(例:UR1体、R1体、N1体など)。
但し、編成は必ず3枚でなければならないため、1枚だけや2枚だけといった編成は出来ない。
個体値
神姫はそれぞれにパラメーターが設定されており、それにより各種能力の伸びしろが異なっている。具体的には攻撃・防御・スピード・体力・ブーストの5種類があり、カード化した際に表側の右下に記されるのだが、まだまだ詳細に関しては解析を要する部分である。
また、それとは別に「Body」という項目があり、これにより個体ごとにバストサイズが定められている。基本は四段階から選ばれ(一部の例外にはLLサイズも存在)、ゲームのグラフィック上に違いが表れるが、これによる能力値への影響や武装制限などは全くない。
公式からの明言はないのだが選出傾向は公式イラストに準拠している説があり、例えばアーティルやエーデルワイスといった大きめのキャラはMやL、蓮華やストラーフMk.2といった小さめのキャラはSやSSが選ばれやすい(あくまでも選ばれやすいだけで他のサイズも出ないわけではない)とされている。
ただしイーダとベイビーラズに関してはLLが出る代わりに、イーダはMとLが出ず、ベイビーラズはS〜Lサイズが出ない為、絶壁か爆乳という極端な仕様となっている。
神姫ハウス
神姫を愛でたり写真を撮影する事で親愛度を高めることが出来るモード。
神姫にタッチすると、会話が行われる他、前述の通り親愛度が上がり、戦闘能力がアップすることも。
逆に特定の部位(頭、胸、尻)をタッチすると怒ったり恥ずかしがったりするが、親愛度を沢山上げておくとある程度だが許容するようになる。このタッチ動作で手に入る称号も存在する。
撮影した写真はカードコネクトで印刷可能。
神姫カスタム
武器・武装を選択しカスタムする事が可能。
カスタムに応じて飛行可能になる事もある。
装備部位によって上昇するステータスが異なる。
また神姫5体お迎え時やデジタル神姫とお別れした際に貰えるヂェリカンで神姫の親密度を上げる事も可能。
またバトルロンドから神姫のリセットも復活している。
本作ではレベルに応じたヂェリカンを獲得しつつ、親密度を1にしたり名前を元に戻す事は出来るが、
その神姫カードがレベルによって覚えるスキル構成が変化したりはしない。
そしてリセット演出はフルボイスかつ一切スキップが出来ないので実行時は覚悟する様に…
ジェムバトル
今作のメインとなるモード。
4人のマスター(と4体の神姫)が戦うバトルロイヤル形式の試合で、敵の神姫を攻撃して出てきたジェムを集めるというもの。
撃破されると集めたジェムの大半を失い、次の神姫へ交代する。
制限時間終了時、多くのジェムを持っていたマスターが勝ちとなる。
途中、出てくるブタ型のジェムポットを攻撃・破壊すると多くのジェムが獲得出来る。
また、神姫のパーツが入ってるコンテナが出てくる時もあり、確保した状態で試合終了するとコンテナに入ってるアイテムが手に入る。但し、コンテナを持ったまま撃破されると撃破したプレイヤーに奪われてしまうので注意。このコンテナの中身はバトルに参加させた神姫の純正パーツから選ばれるため、種類を絞って厳選するのなら参加神姫の型を揃えた方がいい。
全国のプレイヤーと戦うオンラインジェムバトル(全国ジェムバトル)と、3体のCPUと戦うオフラインジェムバトル、店内プレイヤーと戦う店内ジェムバトルが存在する。
アップデートにより全国ジェムバトルが廃止され、レベル20固定でバトルするエンジョイジェムバトルに変更。更にランクマッチ制度のリーグジェムバトルが追加された。
さらなるアップデートで武装レベル60で固定される日時限定ジェムバトルが実装。エンジョイジェムバトルは廃止された。
レイドバトル
4人で協力しながら「エラー」(ロケテスト時、1度目、2度目のみ「バグ」)というエネミーを倒すモード。
期間限定のモードのため、開催日は不定期となっている。
また2度目以降のレイド開催時はソロプレイの場合軽いストーリーが追加。
更にオンライン協力時やストーリー最終戦かクリア後のソロプレイ時はWAVE3でリペイント神姫(2度目のみ本作オリジナルの「闇神姫」)が乱入する場合がある。
神姫ショップ
追加クレジットで神姫をお迎えする事が出来る。現時点ではクレジット(100円)のみ対応。
カードコネクトでカード化すると持ち運びが容易になるほか、レアリティ(N~URの4種類)や先述した個体値が判明する。但しカード化すると親愛度はリセットされるので注意。
カード化しない神姫は「デジタル神姫」と呼ばれ、このままでも戦闘可能だが、デジタル神姫は最大30体まで保持できず、31体目以降はカード化しないとお迎え出来なくなるので、どんどんカード化する事をお勧めする。また、カード化待ちの神姫は20体まで設定可能。それを超えるとデジタル神姫の枠に入るので、やはりカード化した方が良いだろう(どうしてもカード化したくない場合は「お別れ」をして空きを増やすしかない)。
なお、eパスを読み込まずプレイした場合は神姫のお迎えができない(当然カード化も不可能)ので注意しよう(カードコネクトでは他のコンテンツの利用でもeパス必須)。
期間限定で試験的にカードコネクト側でレアリティの確認が可能となり、印刷の指定も出来る時期もあった。レアリティ確認後に印刷されなかった神姫は、1体毎に無料お迎え権に変換された。
2022年8月現在は3回コンティニューした後にお迎えした神姫は印刷前にレアリティが判明するキャンペーンも試験的に実施されている。
主題歌
「ここからよろしく大作戦143」
作詞・作曲・編曲:BEMANI SOUND TEAM,あさき隊
歌:SARAH(Nine Universe)
オープニングムービーでは、ギター演奏を行うアーンヴァルMk.2が写しだされているが、
このギター演奏のモーションは、己龍の九条武政氏のギター演奏をトレースしたものとなっている。
また「143」は「I LOVE YOU」のスラングであると同時に、
本作の稼働が第一弾の発売から「14年」と「3ヶ月」後を意味しているのではないかと言われている。
主題歌は後にGITADORAのサントラに収録され、iTunesなどに配信されている。
また初お披露目となったJAPEO2020では仮OPとして「Reason For Being」が使用されており、
そちらはしばらく音沙汰無かったがその後オフラインソロレイドバトルをクリアした際のスタッフロールでも使用される事となった。