概要
第4弾 発売日:2007年2月22日 EXウェポンセット
デザイナーは柳瀬敬之。
通称は砲子(ほうこ)/ブラ子(ぶらこ)。
名前の由来はアメリカ合衆国・ノースカロライナ州にあるフォートブラッグ陸軍基地。
(もっともこちらは砲子由来の砲兵ではなくデルタフォースをはじめとした特殊部隊の基地なのだが…)
製造メーカーはモデルガン等のミリタリー系玩具の企画・製造から神姫メーカーへと転身を遂げたArms in Pocket社で、背部に背負った大型のバックパックが特徴。前方に脚部、後方にスタンドを展開して、砲撃体勢に変形する。バックパックの脚部は素体の腿と互換性がある。発注書に掲載された仮イラストではブーツが確認できたが、製品版では省略されている。頭部もヘルメットを外した状態のものは付属していない。
なお、当初は戦車型としてデザインされていたが、プロデューサーからの提案によって『バックパックが変形する』という機構を取り入れ、砲台型となった経緯があるとか。
神姫NETでは2009年12月にオンラインゲーム『武装神姫 BATTLE RONDO』用のデータ「フォートブラッグ 冬季迷彩仕様」を発売している。
オストリッチ
本商品は素体が付属しない(=生首)EXウェポンセットということで、それ単品では遊ぶことができない。
しかしながら、フォートブラッグの場合、「武装パーツによって自立性の高い砲台を組むことができる」ということから、『武装パーツで二足の砲台を組んだうえで、そこに頭を載せる(武装神姫の首軸は武装パーツなどと同径のためこのような遊びができる)』という遊びが一部で流行した。
この際、砲台が鳥のようないわゆる「逆関節」であることから、他のゲームで同様のメカによく使われる「オストリッチ」の愛称で呼ばれるようになった。
リペイントバージョン
『武装神姫 BATTLE RONDO』用の「冬季迷彩仕様」、コナミスタイル限定のフィギュア「フォートブラッグ・ダスク」が存在。
冬季迷彩
黒髪と白塗装。※マフラーは付属しません
フォートブラッグ・ダスク
黒系のリペイント。ダスク(Dusk)は英語で「日暮れ」や「夕闇」を意味する。
PSP用ソフト『武装神姫 BATTLE MASTERS』用の追加武装のDLCを使用可能なプロダクトコードを付属しての発売となった。
フィギュアはナイフ・盾などの追加装備に加え、露出度の高いハイレグ風の専用素体、表情変え機構、ヘルメットを外した状態の頭髪が付属するなど、旧版とは商品仕様そのものが大きく変化している。
また、旧版の発売から4年以上が経過してのリペイント発売という変わり種でもある。
MMS-1st規格最後の商品ともなった。
ゲームにて
ゲームでは『武装神姫 BATTLE RONDO』のみの登場となっており、『武装神姫 BATTLE MASTERS』では装備のみがショップに出回るようになる。
前述の『バトルロンド』では通常版と先述のリペイントバージョン「冬季迷彩仕様」の双方が使用可能で、それぞれが独自のパラメータを持っている。素体はモスグリーンを基調とした軍服風のオリジナルデザインである。性格は実直で上官的存在のマスターに対しては従順だが、どこか天然ボケ気味なところがある。