コナミのオリジナル美少女アクションフィギュアシリーズ『武装神姫』第5弾、セイレーン型。
設定上の製造メーカーはMagic Market社。
概要
同時発売のイーアネイラと並び、海にまつわる伝説上の生物がモチーフ。共に硬質なABS樹脂を多用、武装パーツを組み換える事により武装形態・鳥型形態「プレステイル」・大型武器形態「テンペスト」に変形する。「プレステイル」下部にはグリップが付いており、付属のスタンドを介してエウクランテを懸架させる事も可能。
更にエウクランテには叫び顔、イーアネイラには照れ顔の表情パーツが付属し、前髪・顔面・後頭部を分割して組み替える事ができる。これらの新要素が加えられた為にプレイバリューの高さで好評を博した分、第4弾までと比べて高額化している。
エウクランテのウイングには、企画当初は展開式のアームユニットとしての機能を持たせる予定だったが、製造コストの上昇を懸念しオミットされた。その名残として羽の一つ一つに可動軸が仕込まれており、羽ばたくような表情をつける事ができるようになっている。ちなみにこのウイングは『武装神姫バトルロンド』のイベントミッションのボス、「全能なる者"root"」のウイングパーツとして利用されている。
なお、間垣氏の他作品でのキャラクターがたいへんおっぱいおっぱいなので、相対的に貧乳扱いを受ける事が多い。
あくまで同デザイナーの他作品と比較しての事であり、シリーズ全体からすれば標準レベル。PSP用ソフト『武装神姫バトルマスターズ』での立ち絵では、『組んだ腕が胸で隠れる』レベルの大きさで描かれている。
因みに日曜朝9時より放送中の某アニメとは
全く関係ない。
しかし、実際につけられた名前で一番多かったのは実は「かがみ」だった(^_^;)<ノンフィクション
再生産プロジェクト
2011年2月7日から同年3月7日まで再生産プロジェクトを行っていたが、注文数が目標数に達しなかった為、一旦見送りとなった。しかし、2011年8月には同年12月22日発売として急遽注文受付が開始された。販売はコナミスタイル限定で、後述するリペイント版の追加パーツをノーマルカラーに改めたものが付属する。
一方、『武装神姫バトルロンド』で使用可能なオンラインサービス用のアクセスコードは、予約受付時点で既にサービスが終了が決定していた為、付属しない。
オンラインゲーム『武装神姫バトルロンド』にて
回避・命中を重視した『わかりやすい』性能。
やや気の強い性格だが、ヒネたような部分はない常識人。
しばしばゲーム中で歌について感想を求めてくるが、その歌声は少々コメントに困る。
その後、PSP用ソフト『武装神姫バトルマスターズMk.2』にも追加参戦。性格は『バトルロンド』時と同様で、不幸属性持ち等の様々な個性を持ったエウクランテが対戦相手として多数登場する。
TVアニメのエウクランテ
2012年放送のTVアニメでは、第1話冒頭より「クララ」なる個体名のエウクランテ型が登場。
神姫バトルの世界大会において名も無きストラーフMk.2(主人公・理人の所有する「ヒナ」とは別個体)と激闘を繰り広げ、準優勝する。
その後は準レギュラーとして時々登場するようになる。
第9話には「クラウディ様」というこれまた別個体のエウクランテが登場するが、髪色は暗めの赤に変更されている。
リペイント版
発送日:2008年3月
第2版発送:2012年2月
『電撃ホビーマガジン』を中心に告知・受注販売が行われたオリジナルカラーver.
通常版と違い、金髪に赤い瞳、黒と赤を基調にした素体カラーが特徴で、武装も素体の色に準じている。
微笑み顔、通常版より長くリボンのついたツインテール、鋭角な新デザインのバイザーが追加された。
エウクランテが鳥子と呼ばれるのに対し、こちらは黒鳥子とも呼ばれる。
ちなみにエウクランテBK、黒エウさんなどのタグも稀に見られる。
また、そのカラーリングから某魔法少女を彷彿とさせるため、
彼女の名前を付けるユーザーも多い模様。
余談だが中の人も先の人物とは違う魔法少女を何度か演じてきた。…が、彼女らに混じって、よりにもよって「ヤツ」の役も演じていたりする。
まぁ、流石にその名前をつける猛者は…いないよね?
後に『電撃ホビーマガジン』にてリペイント版イーアネイラと同時に再販された。
通常リペイント版は再販されないだけであって、リペイント版の再販はファンから驚きと同時に絶賛の支持を受ける事となった。