「僕は貴女の犬になりたい… 」
概要
略称は『いぬぼく』。
「月刊ガンガンJOKER」にて2009年5月号から連載され2014年3月号完結、単行本は全11巻。また「月刊Gファンタジー」2010年5月号と「ヤングガンガン」2011年6号にて、特別編が掲載された。
テレビアニメは、2012年1月~3月にMBS、BS-TBS、TBS、CBCおよびRKBにて放送された。
全13話。第13話は作者の描き下ろしエピソードでテレビ未放送だったが、2013年4月にRKBを除く本放送時のテレビ局で放送された。
原作の第一章の途中までがアニメ化され、以降の展開は省かれている。
ストーリー
旧家である白鬼院家の令嬢として生まれた白鬼院凜々蝶は、常に家名の由緒が優先される環境に息苦しさを感じ、家を出て一人暮らしをすることにした。家を出ることの条件として、妖館と呼ばれている厳重な審査をクリアした者しか入居を許されない高級マンション「メゾン・ド・章樫」への居住を命じられる。入居者には必ず1名のSS(シークレットサービス)が割り当てられる。一旦は拒否するも、いざ入居してみると御狐神双熾が待ち受けていた。
用語
メゾン・ド・章樫(あやかし)
高級マンションで通称「妖館(あやかしかん)」。一世帯につき1人のSS(シークレットサービス)が付き、最高級のセキュリティーを持つ。家賃は高額で由緒ある家柄の人間のみ入居を許されているというのは表向きの理由で、その実態は、妖怪の「先祖返り」である人間が純血の妖怪に狙われないよう身を寄せ合って助け合うシステム。日本各地に存在する。
先祖返り
先祖が過去に妖怪と交わり、その妖怪の容姿・能力を受け継いで生まれてくる者たち。先祖返りの生まれた家は栄えると言われており、多くの家で先祖返りは始祖の再来として敬われる。その一方で人間でありながら妖怪の力を持つ者は人間としての「家族」から隔離されて育てられる。
登場人物
妖館住人
白鬼院凜々蝶(CV:日高里菜) | 御狐神双熾(CV:中村悠一) |
---|---|
主人公。4号室の入居者で鬼の先祖返り | 凜々蝶のSS。妖狐の先祖返り |
反ノ塚連勝(CV:細谷佳正) | 雪小路野ばら(CV:日笠陽子) |
3号室の入居者。一反木綿の先祖返り | 連勝のSS。雪女の先祖返り |
青鬼院蜻蛉(CV:杉田智和) | 髏々宮カルタ(CV:花澤香菜) |
2号室の入居者。鬼の先祖返り | 蜻蛉のSS。がしゃどくろの先祖返り |
渡狸卍里(CV:江口拓也) | 夏目残夏(CV:宮野真守) |
1号室の入居者。豆狸の先祖返り | 卍里のSS。百目の先祖返り |
妖館住人関係者
- 小人村ちの(CV:豊崎愛生)
- 河住丈太郎(CV:村瀬克輝)
- 河住小太郎(CV:津田美波)
- 童辺あゆむ(CV:水島大宙)
- 幸蛇優二朗(CV:増谷康紀)
- 猫月誉
- 武蔵野
- 青鬼院菖蒲(CV:篠原恵美)
- 悟ヶ原思紋
- 鴉丸クロエ
- 蛙江
- 河住花(CV:小倉唯)
その他
主題歌
オープニングテーマ
「ニルヴァーナ」 (第1話、第11話、第12話エンディング)
作詞・作曲 - ミヤ / 編曲 - ミヤ、田中義人 / 歌 - ムック
エンディングテーマ
「楽園のPhotograph」(第2話、第9話)
作詞 - 藤原ここあ / 作曲 - CHI-MEY / 編曲 - 大久保友裕、CHI-MEY / 歌 - 御狐神双熾(中村悠一)
「君は」(第3話、第8話)
作詞 - 藤原ここあ / 作曲 - CHI-MEY / 編曲 - 大久保友裕、CHI-MEY / 歌 - 白鬼院凜々蝶(日高里菜)
「one way」(第4話)
作詞 - 藤原ここあ / 作曲 - CHI-MEY / 編曲 - 大久保友裕、CHI-MEY / 歌 - 渡狸卍里(江口拓也)、夏目残夏(宮野真守)
「SM判定フォーラム」(第5話、第10話)
作詞 - takumi / 作曲 - CHI-MEY / 編曲 - 大久保友裕、CHI-MEY / 歌 - 青鬼院蜻蛉(杉田智和)
「sweets parade」(第6話)
作詞 - uRy / 作曲 - CHI-MEY / 編曲 - 大久保友裕、CHI-MEY / 歌 - 髏々宮カルタ(花澤香菜)
「太陽と月」(第7話)
作詞 - uRy / 作曲 - CHI-MEY / 編曲 - 大久保友裕、CHI-MEY / 歌 - 反ノ塚連勝(細谷佳正)、雪小路野ばら(日笠陽子)
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個別
三川華月:声優を志すきっかけが先輩から勧められた本作のアニメ。
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