薬舗「不卜廬」の店主。「長生」という名の白蛇を体に乗せている。薬に精通しており、いつも深く考えを巡らせているが、他人が彼の思考を読み取ることは難しい。
「もし医者が病弱な姿を見せてしまえば、診察を受けに来た患者はどう病気に立ち向かえばいいのです?」
概要
オープンワールドRPG『原神』の登場キャラクター。
「白先生、考えごとがあっても、全然言ってくれない…『死』が大嫌いなのに、いつも『死』を探究してる…よく分からない…でも大丈夫。七七、分かってるから。白先生、いい人。」
——何者かによって破られた、七七のノートのある1ページより
人物
オズのように言葉を喋る白い蛇『長生』を首に巻き付けている。キョンシーである七七を弟子として店に置いており、様々な雑事を担当してもらっている模様。
薬局の店主を務めているだけあり、彼の調合する薬の効き目は抜群だが、同時にどれも凄まじく苦いらしい。
また薬屋であると同時に医者でもあり、腕は確か。時折依頼の元、璃月の各地に往診へ赴いてもいる。
彼の見せる笑顔と彼の処方する薬に多くの患者が救われているが、彼自身の体調が極めて悪い事を知る人物は多くない。しかし彼は患者に不安を与えまいと、近しい者以外に決してそれを見せず、近しい者にもそれを語ることはしないという。
璃月を舞台にしたイベントにはちょくちょく弟子である七七と一緒に登場していたが、長らくNPCであった為情報量が少なく、彼がどういった人物なのかはイマイチ分かっていなかった。
Ver3.6の実装と同時に伝説任務が解放されるため楽しみにしたい。
能力と戦術
原神リリース時より登場していたが、2年半という最も長い期間を経て、ver3.6後半の期間限定祈願「心珠循琅」に実装が決定(PU限定☆5キャラは限定祈願開催中のみ入手可能)。
様々な回復手段を持つ原神屈指のヒーラーであり、おまけでシールドまで付与できるため、パーティの生存率を大きく上げられる。
天賦
- 通常攻撃「金匱鍼解」
最大4段の草元素攻撃。重撃では前方に草元素範囲攻撃を行う。
- 元素スキル「太素診要」
「遊糸徴霊」を放ち、近くの敵に最大3回の草元素攻撃を行う。攻撃回数を使い切るか近くに敵がいない場合、遊糸徴霊は戻って周囲チーム全員のHPを回復する(回復量は白朮のHP上限によって決まる)。
- 元素爆発「癒気全形論」
「脈象宣明」状態に入り、草元素ダメージに対して250%の吸収効果を持つ無隙シールドを生成する。この状態にある時、2.5秒ごとに新たな無隙シールドを生成する。無隙シールドが消滅する時(2.5秒おきの再展開時、効果終了時、シールドの破壊時)に、フィールド上の自身のキャラクターのHPを回復する(回復量は白朮のHP上限によって決まる)。また、霊気脈を発動して敵を攻撃し、草元素ダメージを与える。
- 天賦「--」
キャラ突破段階1(Lv20~40)で開放。
- 天賦「--」
キャラ突破段階4(Lv60~70)で開放。
- 天賦「--」
探索天賦。
命ノ星座
第一重「--」 | -- |
---|---|
第二重「--」 | -- |
第三重「--」 | (元素スキル/元素爆発)の天賦Lv+3(最大Lv15) |
第四重「--」 | -- |
第五重「--」 | (元素爆発/元素スキル)の天賦Lv+3(最大Lv15) |
第六重「--」 | -- |
装備・編成について
余談
- 2022年7月11日にティナリとコレイが発表されるまでは、神の目の所持が確認できるキャラクター達の中で唯一草元素の神の目を有していた。
- Ver.3.4からは同じく初期設定のあった璃月キャラのヨォーヨが、彼を追い抜く形でプレイアブルされている。
- 細いフレームの眼鏡にタレ目、敬語などから、一部の旅人達には神里綾人同様の胡散臭い系として散々な印象を持たれている。これだけなら第一印象による決めつけにしかならないが、とあるキャラクターの好感度ストーリーに彼の不穏さを加速させる一文があることから、なんとも不憫な状態となっている。
- とあるファデュイの執行官と瓜二つの容姿だったり、霧虚ろ草を扱う様子からも怪しまれている。
- 胡桃からは良い印象を持たれていないが、これは彼らの師匠の代から続く「生死」への考え方の違いによるものらしい。
- 事実、多少マッドな面はあれどひた向きに「患者を救いたい」という志を持つ人物として紹介され、個人としての不安要素は払拭された形になる。
- 立ち絵の発表以前にNPCとして登場した白朮と比較して、若干だがデザインの変化が見られる。具体的には服に柄が追加され、腕の装飾にも手が加えられている。
- 「白朮」という漢字はともかく、読み方が難しく変換ですぐに出てこないためネットでは「白ポ」(カタカナの「ポ」が「朮」の見た目に近い)と表記されることがある。
- 医師を生業としているが、それ以上に薬の調合が趣味であったりもする。
- 医療に携わる者であるからこそ偏食や過食を是としておらず、「病は口から」の考えに基づき、自身も食べ物の選り好みをしない。