CV:土田大
概要
ガンダム・ルブリスの開発マネージャーで、エルノラ・サマヤの夫。
モビルスーツ開発企業オックス・アース・コーポレーションから、ヴァナディース機関に出向している。
ガンダム・ルブリス 量産試作モデルのパイロットでもある。
モビルスーツ評議会の不穏な動きを本社勤務の同僚ヤマオカからの連絡で知った矢先にドミニコス隊の急襲を受け、本社からの援軍が期待できない状況と判断し自ら出撃。
ハイングラを一機撃墜し圧倒するものの、妻子の搭乗したガンダム・ルブリスがベギルベウに追い詰められていたため、バルカンを乱射しつつ接近しべギルベウを掴んで妻子に逃げるよう促し、パーメットスコア4を発動させてベギルベウを押し出しつつ、娘のために「ハッピーバースデートゥーユー」を歌いながら力尽きた(しかもこの際の歌唱はドミニコス隊の母艦も傍受しシステムをオーバーライドしたのか遮断すら出来なかった)。
人物像
ヴァナディース機関メンバーとの関係は良好で、カルド・ナボの事も尊敬している。
サマヤ家では娘の誕生日の準備に精を尽くし、妻や娘を案じてか、上層部がルブリスのロールアウトを強行した事を嘆いたりと良き父として振舞う半面、自社製品の批判から目を背けたりドミニコス隊MS発進直前まで通信していた本社と遮断されるなり「スペーシアンの狭量が…。」と、幸か不幸か一家には聞かれずに済んだものの差別発言をこぼしたりと人間としては身内には優しいが他所にはそれが向けられない小人物として描かれていた。
家族の前に見せる姿が建前で本音は家族のいない場で見せた面であろう。もっとも、差別思想に関してはスペーシアンにもある事や本編で明らかになった彼らのアーシアンに対する深刻な経済搾取が原因である事から一概に責める事は出来ない。
関連タグ
サマヤ家
ガンダムシリーズ
- ジャン・リュック・デュバル:軍需産業からの出向で、自社製品の批判から目を背けたり乗機自体に欠陥があり限界まで加速した事が原因で命を落とすなど彼を意識していると思われる。一方でデュバルは浮ついた話がない独身で自社製品への妄信が一層激しい。
他作品