概要
映画『シン・仮面ライダー』に登場するSHOCKERの戦闘員。英語名は“SHOCKER LOW-CLASS MEMBERS”。
ベレー帽と黒いスーツ、顔全体を覆う集中線のようなマスクを着用している(中には、通常の下級構成員よりも高い地位にいると思われる赤い服を着た者がいる)。
また、原典『仮面ライダー』でのショッカーと同じく女性構成員もおり、原典さながらのセクシーな格好が特徴。
使用武器は上級構成員の統率するグループによって異なり、クモオーグの配下は長い電磁槍やマシンガン、サソリオーグの女性構成員は防弾仕様の盾を装備している。
緑川ルリ子によると、SHOCKERに誘拐された一般市民が、簡易的なオーグメンテーションによって洗脳された姿である。意思を剥奪されているためか声を上げることは一切ない。
彼等はSHOCKERの為に自らの命を投げ出すことに何も恐れを抱いておらず、上級構成員の命令によっては平気でその身を犠牲にする等、ただの消耗品として扱われている。
上級構成員側も基本的に捨て駒としてしか見ておらず、下級構成員が倒されて反応を示したのはクモオーグぐらいしかいない(それも「私の部下を倒すとは見事だ」という仮面ライダーへの台詞であり、彼等を倒された事に対して怒りを表している訳でもない為、やはり捨て駒という扱いである)。
なお、肉体のほとんどは生身のままで、劇中では仮面ライダーに殴られて顔や体がグチャグチャに潰れて派手に血飛沫が飛ぶという、非常にグロテスクなやられ方をする描写が何度も描かれている。
コラボ等での扱い
「SHOCKERにジャックされた」という体で出しやすいためか、ピザポテトやモスバーガーなどの企業コラボや、『全力坂』へのプロモーションを兼ねた出演など、アクターを用いたコラボ企画では主役である仮面ライダー第1号よりも露出が多い。
モスバーガーのコラボPVではキレッキレのダンスを披露しつつ店舗の制圧を進めていたのに対し、『秋山と映画』では常に指示待ち状態で、「焼肉のたれを注げ」と言われたら「止めろ」と言われるまで延々注ぎ続けるなど、媒体によるブレがやや見られる。
関連タグ
ノバショッカー戦闘員:同じく現代風にリファインされた戦闘員。
マスカレイド・ドーパント:同じく黒スーツを着用した戦闘員。