概要
2005年4月5日に放送開始。番組ナレーターは吹越満。
東京の数ある坂をアイドルや女優など売り出し中の女性タレントが全力で駆け上がるというだけの番組。
東京に600以上の坂があることから企画がスタート。毎回異なるタレントが走ることと時折コラボ企画を開催することから人気を博している。
2011年からは子役編、2021年からは男性タレント編も放送されている。
ラテ欄上は6分となっているが、実質は2分番組である。しかも間にCMが挿入されるため、走りは45秒しか見られない。
この45秒間の力走を収めたDVDが発売されている。
コラボ企画
SMAPがんばりますっ!!
2009年1月31日に放送された特番『SMAPがんばりますっ!!』では木村拓哉が港区の50ヶ所の坂に挑戦する企画が放送された。
番組の趣旨を理解できず「変態番組」と呼んだ木村だったが、日本坂道学会副会長を自称するタモリに促され挑戦。
最後はテレビ朝日本社前のけやき坂に50人の「全力ギャル」と共に力走したが、16時間にも及ぶ収録時間中放送されたのは20分、それも大部分がゴール地点のみの放送だったり、4ヶ所の坂をワイプで4分割して放送する有様だった。
この編集と次に放送された稲垣吾郎主演『仮面ライダーG』との格差に木村は立腹し、『G』のストーリー展開に終始ツッコミを入れていた。
その後全長85分に再編集された『完全版』が放送されている。
2010年1月10日には草彅剛が目黒区の49ヶ所の坂に挑戦。最後に特別チャレンジとして木村と「全力ギャル」と共にけやき坂を走ったが、実はドッキリであり草彅は落とし穴に落ちてしまった。
仮面ライダーシリーズ
2019年12月18日にツクヨミ役の大幡しえりが、翌19日には仮面ライダーツクヨミが練馬区の坂を走った。
2021年7月21日に仮面ライダーセイバーがテレビ朝日の屋上を走った。『スーパーヒーロー戦記』と『ザ・ハイスクールヒーローズ』とのコラボ企画であり変身前のキャストが走ることはなかったが、神山飛羽真役の内藤秀一郎は本編のある出来事にちなんで本番組を話題に挙げたことがある。
2021年12月15日には須藤芽依役の川津明日香が北区の坂を走った。
2021年12月16日に仮面ライダーリバイが北区の坂を走った。ゴールには仮面ライダーバイスが待っていた。
2022年12月21日には仮面ライダーリバイ&バイスのふたりで国分寺市の坂を走った。
2022年12月22日に仮面ライダーギーツが小金井市の坂を走った。
2023年4月3日・4日にSHOCKER下級構成員が調布市の坂を走った。
2023年12月19日に仮面ライダーガッチャードが、翌20日に九堂りんね役の松本麗世が目黒区の坂を走った。
スーパー戦隊シリーズ
2022年2月22日に『機界戦隊ゼンカイジャー』の五色田介人/ゼンカイザー役の駒木根葵汰、2月23日に『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の桃井タロウ/ドンモモタロウ役の樋口幸平が東京都新宿区の坂を走った。
2023年2月22日に『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の桃井タロウ/ドンモモタロウ役の樋口幸平、2月23日に『王様戦隊キングオージャー』のギラ/クワガタオージャー役の酒井大成が東京都新宿区の坂を走った。