逆転検事(ぎゃくてんけんじ)は、カプコンから発売されたニンテンドーDS専用の推理アドベンチャーゲームシリーズである。
概要
『逆転裁判』シリーズのスピンオフ作品で、成歩堂龍一のライバルである御剣怜侍が主人公。
コンセプトは、NEW逆転 NOT裁判。
キャッチフレーズは、「ヒラメキで、追いつめる快感。」
『逆転裁判』シリーズにあった法廷での裁判がなく、事件現場での推理で犯人を追い詰める。
現場や証言から手に入る手がかりを基にロジックを組み立て、推理を行う。
さらにその推理をもとにして、犯人やその他事件関係者に尋問し、
証拠を突きつけて証言の矛盾を暴き、真相を明らかにしていく。
時系列としては、『逆転裁判3』から1ヶ月後。
「・・・→『逆転裁判3』→『逆転検事』→『逆転検事2』→『逆転裁判4』(7年前の事件)」
という繋がりになっている。
なお、主人公の御剣に合わせて一部のBGMがピアノ調になっている。お洒落。
登場人物
詳細は逆転裁判・逆転検事シリーズキャラクター一覧を参照。
主要人物
作中の主要用語
上級検事執務室1202号
御剣のオフィス。地方検事局の12階にある。棚いっぱいに捜査資料が並び、
初法廷での勝負服や各種表彰、某夫人から毎月送られる花束が飾られているばかりか、
トノサマンの人形も飾られていたりする。
コードピア公国
欧州の小国。2011年に同国大使館員が殺害された事件が御剣の初仕事につながった。
その後内乱を経てアレバスト王国とババル共和国に分裂する。
ゴーユーエアライン
ゴーユー航空ともいう航空会社。ボルジニア共和国から
日本の羽咲空港に向かうG-390便が、第二話の舞台となる。
西鳳民国
アジアの小国で日本とは3時間の時差がある。狼士龍国際捜査官の出身地で、
その祖先である狼子が開いた「逮捕学」が4000年の伝統を有する。
天野河コンツェルン
世界的な大企業。2009年に社員の葛由卯子が殺害されるKG-8号事件が発生した。
バンドーランド
バンドーホテル系列の会社が経営するテーマパーク。
警察局の全面協力によって、タイホくんファミリーをマスコットにしている。
アレバスト王国
コードピア公国の分裂によって生まれた欧州の小国。
国旗や紋章などに花を象徴として用いている。
建国の経緯からババル共和国と同じ敷地内の建物を大使館として分割して用いている。
両国の管轄区域の中間に永世中立劇場という劇場がある。
国の産業としては、コードピア公国時代からのコードピア紙の生産で知られている。
ババル共和国
コードピア公国の分裂によって生まれた欧州の小国。
国旗や紋章などに蝶を象徴として用いている。
建国の経緯からアレバスト王国と同じ敷地内の建物を大使館として分割して用いている。
両国の管轄区域の中間に永世中立劇場という劇場がある。
国の産業としては、白晶油が特産品。これを原料にババルインクが生産される。