曖昧さ回避
- ギリシャ神話における伝説上のエギナ島の王。敬虔な人柄で、父であるゼウスに祈り続けることで疫病を鎮め干ばつには雨を降らせる等様々な奇跡を起こした。全ギリシャから尊敬を集め、死後にはその功績を称えられて冥府の審判者の一人となったという。
- 漫画『聖闘士星矢』及び派生作品『THE LOST CANVAS 冥王神話』に登場する登場人物。天雄星(てんゆうせい)ガルーダのアイアコス。本項では彼について記述する。
プロフィール
概要
冥界三巨頭の一人。
強靭な腕力と上半身のバネを用いた投げ技を得意とし、総合的な戦闘力は三巨頭の中で最強との説もある。その実力故にプライドも高い。
カノンに戦いを挑み優勢に持ち込むものの一輝が加勢し中断、最初はその神速のスピードで戦闘で押していくものの「相手が速いのならばその速さの上をいけばいい」というトンデモ理論を見事実行した一輝に倒されてしまう。
技
- ガルーダフラップ
アイアコス得意の投げ技。敵を姿が見えなくなる程の上空まで投げ飛ばし、地面に落下させてダメージを与える。一輝戦では一度目は有効だったものの、二度目はいつまでも落ちて来ないことを訝しんで思わず前屈みになったところへ落ちてきた一輝のカウンターを食らうことに。
- ギャラクティカイリュージョン
『星矢』でよくある「具体的に何をしているのか分かり辛い技」。この技の使用時には、背景として「宇宙空間に浮かぶ無数の目玉」が現れる。
公式サイトによれば「クロスさせた両腕から異次元空間を作り出し、その空間での圧力によって相手を吹き飛ばしバラバラにしてしまう」とのこと。
ロストキャンバス
技:ガルーダフラップ、スレーンドラジット※、ギャラクティカデスブリング
迦楼羅王を自称してガルーダをあしらった空中浮遊船を居城とし、空に君臨する。
海底神殿に遠征中のパンドラの帰還を待つことなく、ジャミールの神船修理中の聖闘士を攻撃することを決定。浮遊船の甲板の前に部下の冥闘士たちを集結させる。
冥界三巨頭一の残忍さを持ちこの世で最も強い絆を隷属と語り、軍規の徹底と自身の完全勝利の為なら躊躇せず部下を犠牲にし勝利の礎にする。
三巨頭最後の砦でありシジフォスとの聖闘士と冥闘士のリーダー同士の決戦はお互いが譲れない「絆」による名勝負をする。
プライドが非常に高く、シジフォスに敗北し自分が信じていた「絆」がもろくも崩れ去ると悲壮して自ら三巨頭を降り聖戦から身を引く。
※スレーンドラ=ジット…インドラを滅ぼす者の意でガルーダの異名