概要
ラ・カンの危機に、ルージ・ファミロンが「もっと速く!!」と強く願った結果生まれた、ムラサメライガーの最初のエヴォルト形態。
全体的に荒武者や鬼のような荒々しい見た目をしている。
茜色の装甲と、ムラサメブレードが前肢に装備された二刀の小太刀『ムラサメナイフ』(左)と『ムラサメディバイダー』(右)に変化し、更に背部には『ハヤテブースター』が追加された。
「HYT粒子」(ハヤテ粒子)という特殊な粒子を取り込み噴射する事で爆発的な推力を得る。これにより、時速420kmというムラサメライガーにはない驚異のスピードを体得した。これはデス・キャットの最高時速と同じであり、10分間限定で時速450km/hという条件があるヘルキャットをのぞけば、高速戦闘ゾイドでは最速クラスの走行スピードである。背中のブースターの他、アニメではタテガミの裏側に謎の小型ブースターを装備している。
頬部にはパイルバンカーが装備されており、敵に噛みついたまま首元から爆砕するという凄まじい使い方ができる(コンセプト画より)。
ただし、ブレードが小さくなった結果、肝心の攻撃力が大幅に低下してしまい、手数で攻める事はできても装甲の固い相手には後れを取る事となった。
また、火器を一切装備していないのも弱点である。
- アニメで炎を纏う様な演出がされていても、火炎放射器を装備しているわけではない。
余談
- 何らかの粒子を利用して高速移動するという点ではエナジーライガーにも似ている。
- 下から見上げた時のライガーゼロイエーガーがそうだったように、3形態中で一番ゴツい見た目なのに、一番の高速機である。
- 外見には、ブレードライガー、ライガーゼロイエーガー、ライガーゼロファルコンに通じる部分がある。
- 現時点ではポップアップキットのみが製品化されており、口を開閉しながら歩行するという点はムラサメライガーと変わりないが、背部のボタンを押す事でハヤテブースターが展開するギミックがある。
- コンセプト画では、ムラサメライガーをそのまま強化しゴツくしたような、太刀&二連小太刀、増加された砲塔という非常に攻撃的な形態だった。