(メイン画像左側のゾイドである)
スペック
番号 |
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武装 |
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概要
ガイロス帝国製作のパンサー型ゾイド。「デス・パンサー」とも呼ばれる場合がある。
スペルは「DESCAT」。「DEATHCAT」ではない。
その性能から、旧バトルストーリー後期のインフレを象徴するゾイドの一種となっている。
純粋な陸上高速ゾイドとしては、10分間だけ時速450km/hで走れるヘルキャットやハヤテライガーなどと共に時速400km/h代の大台に乗っている。
これより速いゾイドもいることにはいるが、ホバー移動や低空飛行だったり、タキオン粒子やZiユニゾンや「B-CAS」を使っているので、純粋に四肢を使っての速さはこのデス・キャットが最速となる。
武装面では、電磁牙やクローや二連装衝撃砲と、殆どが高速ゾイドとしては一般的な装備にとどまっているが、背中に搭載されている「超重力弾砲」は小天体ほどの大質量・超密度の弾体を強力な磁気で包み込んで発射し、敵機の体内にブラックホールを発生させて内部から消滅させるという非常に強力な兵器が装備されている。
- この兵器は、仮にデス・キャットがより大型のサイズだったならば、惑星Ziを消滅させる危険も孕むとされる恐るべき武器になっている。
後年に出現した大型ゾイドに、これ以上の武器を持ったゾイドは一機として現れなかった。
戦争末期の異変で数多くのゾイドと共に姿を消すが、その技術は後のガイロス帝国の高速ゾイドへと受け継がれ、生き続けている。ただしゾイドバトルカードゲームには参戦している。
余談
ゾイド暗黒期の象徴たる大味なデザインと、対照的にイカれた性能からこのゾイドを知るファンからの評判はあまり良くないゾイドである。
またキットとしてみても、足の関節がなく、ただ歩くだけという面白みのない機体である。
しかし、昭和ゾイド集大成としてのキングゴジュラスの影に隠れ、知名度も決して高くないため、キングゴジュラスほど批判の声は大きくない。
このゾイドは昭和ゾイドシリーズ最後のリリースとなり、以降平成第2シリーズでの再出発まではゾイドは忘れ去られた存在となる……
関連タグ
ドライパンサー:後年に発売された、モチーフや基本カラーリングを共通とするゾイド。