宇田鋼之介
うだこうのすけ
日本のアニメ監督、演出家。
概要
1966年生まれ、静岡県出身。
専門学校と並行して携わった、戦え!超ロボット生命体トランスフォーマーのバイトからアニメ業界に入った。続いてトランスフォーマーザ・ムービーに関わり、同作で製作総指揮を務めていた森下孝三に誘われて東映動画(現在の東映アニメーション)に転属した。
東映動画にて佐藤順一と出会った事で彼の演出に魅せられ『悪魔くん』『もーれつア太郎(90年版)』まで演出助手を勤め『きんぎょ注意報』第48話で単話演出デビュー。
以降『美少女戦士セーラームーン(旧アニメ版)』から『R』『S』『SuperS』を経たのち『ゲゲゲの鬼太郎(第4期)』『金田一少年の事件簿』『まもって守護月天!』と単話演出を務める。
1999年にはTVアニメ『ONEPIECE』で初代シリーズディレクター（監督）を務めた。境宗久とSDの職を交代した後は、『金田一少年の事件簿』の2007年テレビスペシャル「吸血鬼伝説殺人事件」で監督を務めたり、銀河へキックオフ!!、DAYS、火ノ丸相撲などスポーツ系のアニメを担当して、境宗久の移籍先であるMAPPAでの仕事も増えた。
『ONE PIECE』では、『デッドエンドの冒険』と『カラクリ城のメカ巨兵』の映画2作品を監督し、後年テレビスペシャル『アドベンチャーオブネブランディア』と『エピソードオブ空島』で再び監督になるなど現在でも関わりが深い。
監督作品
- 『銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー』1998年
- 『ONE PIECE』1999-2006年（1）
- 『デッドエンドの冒険』2003年
- 『カラクリ城のメカ巨兵』2006年
- 『アドベンチャーオブネブランディア』2015年
- 『エピソードオブ空島』2018年
- 『ラブ★コン』2007年
- 『銀河へキックオフ!!』2012年
- 『虹色ほたる〜永遠の夏休み〜』2012年
- 『マジンボーン』2014-2015年
- 『DAYS』2016年（2）
- 『タイムカプセル+』2016年
- 『女川中バスケ部 5人の夏』2017年
- 『火ノ丸相撲』2018-2019年（2,3）
- 『麻辣女配 スパイシーガール』2020年（3）
2）…シリーズ構成。
3）…総監督。
