ニューシャトル
にゅーしゃとる
埼玉新都市交通伊奈線の愛称。
概要
埼玉県さいたま市の大宮駅から、同北足立郡伊奈町の内宿駅へ至る12.7kmの新交通システム(AGT)による路線。東北・上越新幹線の高架線に付帯して建設されたため、ほぼ新幹線に沿って走るのが特徴。全線でSuica(及び全国共通交通系ICカード)が利用可能である。
複線区間の大宮駅~丸山駅間では上越新幹線高架橋の両側。単線区間の丸山駅~内宿駅では上越新幹線西側に沿っている。
埼京線と同じく東北・上越新幹線の建設に伴う沿線(特に新幹線分岐部のある伊奈町)への見返りとして計画・建設され1983年(昭和58年)12月22日に大宮駅- 羽貫駅間が開業した。しかし、残る羽貫駅~内宿駅の区間は頑迷な地主の抵抗に合い、行政代執行の末に1990年(平成2年)8月2日 にようやく全通した。
駅一覧
歴代車両 (すべて6両編成)
1000系(1010系):メイン画像の開業当初からの車両。当初は4両編成だった。
1986年から1992年にかけて、中間車ユニットを組み込み、順次6両編成に増強されたが、1992年に第7~9編成に組み込まれた3・4号車は、1990年より導入された1050系と同型として新製。最盛期は9編成がいた。2016年運行終了。
1050系:1990年導入。延伸開業と輸送力増強用。2020年時点では2編成在籍。
2000系:1000系(1010系)の置き換え用として2007年以降7編成導入。
2020系:1000系(1010系)の置き換え用として2015年以降導入。2020年時点では5編成在籍。