概要
銀幕版_天下分け目の戦にて登場した敵集団。
「外道衆の中の外道衆」と評されるアヤカシであるクサレアヤカシの集団であり、後に第三十一幕で残党であるアゼミドロが登場している。要は外道衆の中の別動隊である。
脂目マンプクを頭目として、通常とは異なり下半身が紫色の体色をしたクサレナナシ連中や、こちらも通常とは異なる青色の体色をしたクサレノサカマタが戦闘員として存在する。
言わば外道衆のエリート集団とでも言うべき連中なのだが、頭目のマンプクが外道衆には珍しく武人肌の強い人物であった為、外道の中の外道という表現自体はどちらかと言えば部下のアゼミドロの方が当て嵌る。ただし、マンプクも人間を見下している事は変わらず、真の姿を露わにすると途端に荒々しい口調に変わるので、武人らしい言動もあくまで表面上だけのものである可能性が高い。
ちなみにクサレ外道衆に属するクサレアヤカシは、作中では頭目のマンプクとアゼミドロの二体しか登場していないが、これはかつての初代シンケンレッドの志葉烈堂率いる初代シンケンジャー達との戦いで殆どが倒されたかららしく、一つの集団としては既に壊滅している。実際に骨のシタリがアゼミドロを発見した際には「この一族がまだ生き残っていたのか」と驚いていた。
しかし、当時の志葉烈堂らの力ではマンプクは倒せず封印するしかなく、夏に入った事でアヤカシの総大将・血祭ドウコクの力が増幅し三途の川が増水して、偶然マンプクが封印されていた場所に浸水した事でマンプクは復活した。そして後にシタリが偶然三途の川の川底で眠っていたアゼミドロを発見して引き上げる。
しかし、マンプクもアゼミドロもどちらも最終的には因縁の恐竜折神と、烈堂の遺志を受け取った現代のシンケンジャーによって相次いで倒され、クサレ外道衆は完全に滅びた。
関連項目
脂目マンプク:頭目
アゼミドロ:残党
魔姫/雷剱/獄丸→クサレ外道衆→超新星のギョーテンオー/明星のデインバルト