「地球人よ、早くアタシ達のハイグレ銃を浴びてハイグレにおなりなさァい…」
概要
ハイグレとはアニメ「クレヨンしんちゃん」の初期に登場した言葉。元は野原しんのすけがハイレグカット水着の俗称ハイレグを「ハイグレ」と言い間違えたことに由来する。
また、ハイレグ水着姿でビートたけしのネタコマネチの如く、がに股姿勢の状態から股間のラインに合わせて両腕をV字に引きながら「ハイグレ!」と言う様のことを表す。
クレしん映画第一作「アクション仮面VSハイグレ魔王」はこれをメインにした作品である。この映画でハイレグ水着を知った人の中にはこちらが正式名称だと思っていた人も多いかもしれない。
作中ではしんのすけ達の住む本来の地球とは別にあるもう一つ地球にて、宇宙からの侵略者ハイグレ魔王の手下のパンスト団が持つ「ハイグレ銃」から放たれる謎の光線によって、地球人が老若男女を問わずハイレグ水着姿でコマネチを繰り返しながら「ハイグレ!」と連呼する「ハイグレ人間」へと変化させられる。この動作は映画の関連書籍では「ハイグレポーズ」と呼称されており、二次創作でもコマネチと区別するためこちらの名称が使われることが多い。
ハイグレ人間にされてしまった者は、ハイグレポーズを繰り返すうちに洗脳され、最終的にはハイグレ魔王のしもべとなってしまう。
作中では既に洗脳されていたまつざか先生がスパイとして潜り込み、しんのすけ達の前で正体を現した際にセクシーなハイグレポーズを披露した。ここで性癖が開花した人も多いだろう。
pixivではカテゴリタグの一つとなっており、主に様々な作品の女性キャラクター(稀に男性も)が上記作品のようにハイレグ水着姿でハイグレポーズをとっているイラストに付けられる。尚、その性質上キャラクターのイメージ崩壊が著しいため、人によっては多少閲覧に注意が必要かもしれない。
ハイレグの色は様々だが、基本的に柄無しが多い。中には体色をハイグレ魔王のような灰色に変化させたり、スケスケのハイレグ水着でやらせる露出シチュ、バニースーツやスリングショット的なハイレグ水着などの派生も存在する。
作中のように「ハイグレ」という台詞を付ける場合もある。
ポーズ自体はコマネチと変わらないため、「ハイグレ!」と叫んでいなければハイグレとは言えない。よって、イラストとしては口が開いていることが望ましいだろう。
シチュエーションは様々だが、上記のまつざか先生の正体暴露が特に印象深いためか、この場面を再現した作品も多い。(実際、声を担当している富沢美智恵氏の名演技も相まって非常にエロい場面になっているため無理もないが)
主に「ハイレグ」「洗脳」「悪堕ち」「即堕ち」「無個性化」「戦闘員化」「間抜けな行動を真面目にする」などの性癖を持った人向けのマニアックな性癖としても扱われ、二次創作ではさらに「快楽堕ち」要素が付けられることが多い。
また、相手を強制的に水着姿にして恥ずかしいポーズを強要するという性質上衆人環視のシチュエーションが多く、羞恥的な要素も強い。
何よりもこれを取り合った作品自体がハイグレを広めるミームとなりうるのが恐ろしいところである。
関連イラスト
同志達による啓蒙活動
また一人の少女がハイグレの素晴らしさを理解した。
関連タグ
ハイグレ!ハイグレ!
ハイグレ!ハイグレ!
ハイグレ!ハイグレ!
ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!
ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!
ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!
ちなみに……
稀に裸体の(主として)女性にハイグレポーズをさせる裸ハイグレなる物があるが、前述の概要にあるハイレグ姿でという点を踏まえるとハイグレと呼称して良いかどうかは微妙なところである。(ハイグレはハイレグ水着を着用した状態で行う行為である為、着用していない場合は単に裸でコマネチをしているだけではないのだろうか……という意見がある)
90年代半ばに日本においてハイレグ水着が廃れたのはこのギャグで取り上げられてしまったのが大きな一因である…と言われることがあるが、実際にそれを裏付けるものは確認できず、所謂都市伝説に過ぎない。
Twitterでイラスト等を検索する場合、「ハイグレ」単体だと明らかに怪しい葉っぱの宣伝が入ってくるので注意されたし。