概要
巨大な剣の形をしており、持つ手に部分三白眼的ギョロ目と口から突き出た犬歯を持つ。大きさは本作ボスキャラの中で最大クラスの巨体を持つ。
登場は早くこのゲームのプロローグにて、いつもの通りピーチ姫をさらったクッパとマリオの対決の最中、上空からクッパ城めがけて急落下、そのままぶっ刺さりその衝撃でマリオを城外に吹き飛ばし、その挙句、城の入り口の橋を破壊し完全にクッパ城を占拠してしまった。
しかも空から襲来した際にスターロードを破壊してしまい、砕け散ったこれがスターピースとなってマリオワールドの各地に落下してしまった。
このため本作における全ての災いの始まりというべき存在。
カリバーと決着を付けるのは終盤、クッパ城再訪時。
世界の隅々まで探したが7つに分かれたスターピースの最後の1個は消去法でもうここしか無いとの結論に至り、マシュマロ王国の国王の計らいでジュゲムが運転する雲のバス『ジュゲムバス』を出してもらい、空からの再突入時に改めて対峙する。
正体はカジオー軍団の本拠地である武器世界の入り口にして門番。カリバーの口の中がラストダンジョンである武器世界の入り口になっている。このため本質的にはオノフォースと同じく意思を持った乗り物と思われる。
名前の元ネタはエクスカリバー、もしくはカリバーンと思われる。
戦闘時
右目・左目・口そして柄の4パーツに分かれて攻撃してくるが、実は本体のカリバーは柄の先端部分。カリバー本体に攻撃するには「メノ・バリアー(目のバリアー)」を壊さなければならない。どちらか1つの目を倒すまでは攻撃が阻まれてしまう為、ダメージを与えられない。また、倒した目も数ターン後には復活するので注意。カリバー本体さえ倒せば勝利となるので、片方の目を倒したら本体に集中攻撃を仕掛けるのが得策である。
片方を倒したら全体攻撃を叩き込んでやるのもあり。
ちなみに右目は、敵が使う中では最強の単体攻撃魔法「ダークスター」を使って来る。マリオやクッパが喰らうとピンチになりかねないので右目を優先して潰したいところ。
なお、城を守護するボスモンスターにしてカジオー軍団の親衛隊長ブーマーとの連戦になるので体力調整には気をつけたい。
ちなみにボスのくせに何故かジーノカッターのコマンドが有効なので、成功させると9999ダメージ与えて一瞬で戦闘が終わる(メノ・バリアーは剥がす必要がある)。
詰み対策だろうか?
なにかんがえてるの
本体「下の目が 黒いうちは、おれ様は 無敵だぜ!!」
右目「私、しりょく0、3です。 オマケにらんしです。」
左目「私、しりょく0、7です。 けんさはカンです。 」
口「弱い、よわすぎるんだよ!」
バリアーを張れるが視力は弱い様である。
最期
マリオたちに敗れたことでカリバーは沈黙。意識を失った状態となり兵器としては機能しなくなる。
しかしマリオたちを吸い込んで武器世界へと連れ去ってしまう。
その後、カジオーがマリオたちに倒されたことで最後のスターピースが揃い、スターロードが復活。
その願いの力によりカリバー諸共武器世界は消滅した。
スーパーマリオくん
50巻~51巻に登場。コロコロコミック版、学年誌版(三年生、四年生)のすべてに登場している。ただし決着がついたのは学年誌版の二つのみ。
三年生版ではクッパの毒ガスもくもく(ただのオナラ)で脅され降参……した振りをしてマリオたちを吸い込み、カジオーが待ち構える武器世界へ連れて行った。
四年生版ではなんとラスボスを務めた。
余談
実はスーパーマリオくんの5巻にもカリバーと似たコンセプトのオリジナルキャラクターが登場している。
名前は特にないがクッパ城における「次の部屋への案内役」を名乗っており、巨大な顔のみという外見。口の中が異次元に繋がっており、マリオたちを吸い込んで無理やり連れて行った。
また3巻の巻末漫画に登場したクッパ城は、巨大な舌を伸ばしてマリオたちを捕らえ無理やり内部まで連行している(実はクッパ城に偽装した空中要塞であり高い戦闘能力を持つ)。
圧倒的な力でマリオたちを苦しめたが、マリオがスターロードにいるスターたちの力を受けたことで形勢逆転され、宇宙の彼方まで投げ飛ばされたことで地上から消え去った。
「口の中が異次元の内部に繋がっており、マリオたちを無理やり連れて行く」「戦闘能力を持ったダンジョンがスターロードの力でこの世界から消える」というコンセプトは似ていなくもない。
更なる余談だが、FF10に登場するこのキャラもカリバーとの類似点が非常に多い。