説明
物語の途中で、ノワール伯爵の新たな部下として迎え入れられる。通称「ミドリ色の貴公子 ミスターL」。マリオを倒す事に拘っている。生意気な性格で他のメンバーへの暴言や罵声が目立ち、協調性は皆無に等しい。
マリオ達と初めて(?)出会うのは4-4のサルガッゾーンである。大ジャンプが得意で、HPが減ると回復にキノコカンを使ってくるが、トるナゲールで奪い取ることが可能。(ちなみに何度でも奪えるので無限キノコカン生成機として使える)
一度倒すと自作の巨大メカの相棒「エルガンダー」に乗り込み、連戦となる。ちなみにこのエルガンダー、見た目はアレだが、(シューティングゲーム仕様になる都合上もあるが)HPがラスボスよりも高い。
おもな攻撃は目からレーザー、ミサイル、吸い込みといった攻撃をおこなう。戦闘中はタマラを一時的に強化するチョコバーが流れてくるので、それを取りながら戦うとよい。
ステージ6-2でも再戦することになるのだが、その際には「エルガンダーZ」に搭乗して挑んでくる。手足が追加されており、ミスターL曰くエルガンダーを改良したらしいが、以前よりはHPが下がっている。
おもな攻撃は、エルガンダーが使う攻撃の他に、踏みつけやロケットパンチが追加された程度である。
どっからどうみてもヒョロ長の緑帽と丸わかりだがなぜかマリオにもわかっていなかった。(コロコロ版のマリオは即正体を見破った)
正体
実は、ステージ2をクリアした後のルイージのシーンでナスタシアの”サイミンジュツ”で操られていた事が、ゲームを進めると明らかになる。ただ、ルイージ本人はその事を覚えていない。
デアールによれば、この「ミドリのオトコ」である彼が世界の左右を決すると、ヨゲン書の黒白両方で記されている。(白のヨゲン書では「ルイージ」として、黒のヨゲン書では「ミスターL」として)
最後にはディメーンによってアンダーランドに飛ばされてしまう。
暗黒城の各ステージの最後には、「ザ・伯爵ズ」のメンバーと、1キャラ固定(キャラ変更不可)での条件で戦うことになり、その時ディメーンと再会し、ルイージvsディメーンとなる。(ちなみにこの時のルイージのみ、今後の展開の都合上なのかアイテムやフェアリンが使えない)
上記のようにディメーンとの絡み合いがある為か、度々一緒に出る。
最終決戦では、ルイージがディメーンにハナーンの芽で洗脳され、コントンのラブパワーの器として融合しスーパーディメーンへと変貌してしまう。この際、海外版ではルイージが再度自身をミスターLと思い込む描写となっており、ディメーンもルイージをMR.Lと呼んで命令している。(その為、海外版では最後の最後でマリオ一行が「ミスターL=ルイージ」である事を把握した可能性が高い)
余談
ウラ100部屋ダンジョン最深部のルーム100でマリオ達の前に現れるカゲルイージは、ルイージではなくミスターLがベースになっており、よく見るとスカーフ首元に形があるのが分かる。
行動もほぼ同じな為、HPが減ってくるとキノコカンを使ってくるが、トるナゲールで奪い取ることが可能な点も同様である。
特にウラ100部屋ダンジョンは非常に難易度が高く、ここまでの戦闘でHPを消耗している事がほとんどな上、この後にもカゲクッパ・カゲピーチ・カゲマリオとの連戦になる為、ここでカゲルイージを無限キノコカン生成機として利用する事でHPを回復させるのは有用な戦法である。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』にてスピリッツで登場した。また、関係があるとは言い難いがデイジー姫のカラーリングの一つにミスターLを意識したような配色が存在する。
悪落ちし、なおかつ自分の意思もあるルイージということもあり、ルイージファンからは根強い人気があるとかないとか。デイジーやマリオをミスターL化させたりする二次創作も。
「洗脳されたルイージが敵になる」という展開は『スーパーマリオくん』や本山一城版で何度か描かれている。後者に至っては「ルイージがワルイージになったぁ!」という台詞があったほど。
なお、洗脳された理由については「マリオを蹴落とせば主役になると植え付けられた(また主役になりたいという願望を増幅させられた)」「仮面をモチーフとした敵に憑依された」などがあげられる。
BGM
ミドリ色の貴公子ミスターL
エルガンダーバトル
エルガンダーZバトル
関連イラスト
関連タグ
スーパーペーパーマリオ ザ・伯爵ズ ペーパールイージ ルイージ 洗脳 闇堕ち エルデジ ディL
ローソン:ミスターLは「右手を垂直に上げつつ左手を水平に伸ばす、Lの字を象ったポーズ」をよく行うが、『ローソンでハピろー!』プロジェクトでミスターLと全く同じポーズをする事が多い。