ゾンビフランケ

ぞんびふらんけ

『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場するドーラモンスターで、ゾンビフランケが変貌した姿。

バンドーラ「バカめ、ジュウレンジャー！　新しいドーラモンスターは不死身なのさ。倒せば倒すほど生まれ変わり、ますます強くなる！」

『ゾンビフランケェェ……！　グハハハハハ！！』(第29話)

概要

剛龍神の攻撃で倒されたかと思われたドーラフランケが、その傷口から変貌し原型をとどめないほどに変わり果てた姿。

骨と肉がむき出しとなったゾンビそのもののグロテスクな姿となり、この姿になってからは人間大に戻ることはなく、ドーラフランケだった頃に使っていた鉄球を振り回すだけの存在へとなり果ててしまった。

ドキータ粘土の持つ不死身の特性がもたらしたものであるが、ゴーレム兵が分裂再生するのに対し、ドーラフランケがゾンビ化した理由は不明。

なお喋れないわけではないが、元のドーラフランケに引き続き、唸ったり吼えたりするくらいしか意思表示をしなかったため、ほとんど変わっていない。

内面も外見もモンスターと化しているが、ドーラモンスターの例にたがわずバンドーラには忠実。

バンドーラの本命は大サタンの力でドーラフランケを強化することにあり、この姿はいわば中間形態に当たる。

剛龍神の攻撃で空いた風穴から徐々に変貌を開始し、ゾンビフランケへと変貌。

驚くジュウレンジャー達にバンドーラは冒頭の台詞で挑発したが、この時は戦わずに撤退していった。

前回、バンドーラ達が地球にやって来た目的が大サタン復活に必要な黒魔術最大の秘法を使用することで、その過程で魔術が書かれた塔を建て、生贄の子供達を13人集めることだと発覚。

生贄の1人に挙がっていた子供を護衛するジュウレンジャー達に襲い掛かり巨大戦に持ち込み、鉄球で大獣神を追い詰めた末に、蘇った大サタンはバンドーラの名によってゾンビフランケの強化を開始してしまった。

ジュウレンジャー達は大獣神のビームやゴッドホーン投擲で妨害を図ったがいずれも不発に終わり、やがて大サタンの力によりゾンビフランケの顔面が割れて悪魔を模したような新たな頭部が出現。第3の姿サタンフランケへと姿を変えたのだった。