データ
初出 | 第2世代 |
---|---|
タイプ | ノーマル |
分類 | 変化 |
威力 | - |
命中 | 100(~第3世代)→-(第4世代~) |
PP | 5 |
範囲 | 相手1匹 |
備考 | 次のターンの相手への攻撃が必中する |
概要
第2世代初登場の技。
同じ効果の技に「こころのめ」がある。
次の攻撃が確実に命中するようになる…と、これだけ書けば魅力的に思えるかもしれない。
が、実際はそんなことは無い。
何故なら、ロックオンを習得できるポケモンは高命中の技しか覚えないか、でんじほう以外で使う意味が無いかどちらかだから。
要するに戦法がモロバレなのである。簡単にじめんタイプに逃げられるのは言うまでも無い。
まだ他の技と組める分「こころのめ」の方が有用だったりする。
まあそもそも「でんじほう」の採用率も低いので、「でんじほう」ありきのこの技の採用率も勿論低い。
強いて採用するなら一撃必殺技を確実に決める為のお膳立ての為にドーブルが使う程度(それでも「こころのめ」で十分とは言ってはいけない)。
ポケモンGOでは
2019年11月になんとレジ系の専用技として実装された。イベント限定のいわゆる“特別なわざ”ではないようなので、イベント終了後もわざマシンを使って覚えさせることができるようだ。翌月からは新たにポリゴン系統も習得可能になっている。
本作には命中率の概念がないため、「使用前後の硬直が非常に短くゲージ蓄積率が高い(=ゲージ技の回転効率を上げる)」という仕様に変更されている。
その驚異的な効果の代償として威力はたったの1しかないので、ダメージには期待できない(そもそも原作でも相手にダメージを与える技ではないので当然と言えば当然である)。そのため、ダメージ効率の重視されるレイドバトルやジム戦では全くと言っていい程使い物にならない。
素直にゲージを溜めるための手段と割り切ろう。ただし、毎ターン1のダメージが必ず入るため、いくら防御が高くてもHPが低いポケモンはロックオンでも結構削られてしまう。なんならマッドショットのような低威力2ターン技は相性の悪い相手によっては2ターンに1ダメージになるため、ロックオンの方が実質2倍のダメージが入ることになる場合がある。
全体的に攻撃力が低く、ゲージ技もフルゲージ技が多く技の回転効率の低めなレジ系にとっては何気にありがたい技であり、トレーナーバトルでは高い頻度でゲージ技を連発して相手にシールド要求をしやすくなる等、今までにない戦略も立てられるようになることから、レジ系に関しては習得がほぼ必須とされている。
また、ポリゴンZはリトレーン個体の専用技である「おんがえし」と併用することでジム戦で凄まじい火力を叩き出せることが明らかとなり、一種のロマンキャラとして大きな注目を集めている。
このように、使い方によってはかなり面白い戦法を実現することも可能なので、興味のある方はわざマシンを使って覚えさせてみるのもいいだろう。