概要
日本の讃岐うどんチェーン店。
セルフ方式を採用しており、注文から会計までをカウンターを進みながら行う。
2000年代後半からの出店ラッシュにより徐々に店舗を増やし、2009年にうどん店舗数第1位となる。
さらに出店は加速し、2011年には讃岐うどんのチェーン店としては初となる全47都道府県への出店を達成している。2009年当時320店舗だったものが2015年にはその倍以上となる770店舗まで拡大している。
また海外にも130以上の店舗を持つ。
名前について
名前は香川県丸亀市に由来。創業者の実父が香川県坂出市の出身であったことから、坂出市に隣接し讃岐うどんの聖地とされる丸亀の名を頂戴した。
しかし、創業地は香川県ではなく兵庫県で、運営会社のトリドールも神戸市の企業。トリドール自体も創業は焼き鳥をメインに据えた居酒屋が創業形態であり、丸亀製麺は同社が展開するフランチャイズ形態のひとつにすぎない。2000年開店した第1号店は同県加古川市所在だった。
丸亀市には、丸亀製麺が創業する前から営業している「丸亀製麺所」という零細(そして老舗かつ名店)のうどん屋が存在する。当然、この製麺所は丸亀製麺とは全く関係ない。
香川県に進出する際、地元から名前のバッティングを避けるよう要望を受け、「亀坂製麺」という店舗ブランドを使用していた。のちに全国区で店舗数を増やしてメジャー化に至らしめた事から、香川県内の店舗も強引に「丸亀製麺」に移行させた。
ちなみに、2022年現在でも丸亀市内には出店していない。このことは度々ネタにされている。
更には、香川県は老舗の個人店が強いため相対的に丸亀製麺の需要が低く、出店と閉店を繰り返した結果、現在は高松市の1店舗しか残存していない。
その他
天ぷらの持ち帰りがある他、天ぷらとご飯を注文して天丼にする、サイドメニューのおむすびに出汁をかけてお茶漬けにするなどの裏ワザが多数あることでも知られている。
関連タグ
はなまるうどん:ライバルにあたる同業店。こちらは創業地が香川県。