ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

楠本イネの編集履歴

2023-08-17 13:40:48 バージョン

楠本イネ

くすもといね

日本最初期の女医。シーボルトの娘。

概要

シーボルト娘。日本初の女医。ドイツと日本のハーフなので金髪碧眼であり、当時は珍しい容姿から差別を受けた。


長崎にて生まれる。2歳の頃に父はシーボルト事件で国外追放。医者・二宮敬作に師事を受け産科医になる。大村益次郎からオランダ語を学ぶ。


ある日、産科の師・石井宗謙に強姦される。後に身重になったお稲は中絶しようか悩み苦しむが、子を産むことに。のちポンペと弟子のボードウィンから病理学を学ぶ。ボードウィンの治療の下、京都で襲撃された大村の最期を看取っている。1859年、シーボルトと再会。父から蘭学を学ぶ。


明治になり異母弟のシーボルト兄弟(兄アレクサンダー・弟ハインリヒ)の支援で東京築地で医院を開業。福沢諭吉の口添えで宮内省御用掛となり、明治天皇側室の出産に立ち会う。明治8医術開業試験制度が始まるが、イネには受験資格がなく、また長崎・晧台寺墓所を守るため、東京の医院を閉鎖し長崎に帰郷。この試験に合格し開業した荻野吟子が「日本初の女医」として話題になるが、あくまで国家試験に合格した女医一号であり、既に多数の医者がいた。62歳の時、楠本高子一家と同居のために長崎の産院も閉鎖し再上京、医者を完全に廃業した。以後は弟ハインリヒの世話となり余生を送った。鰻と西瓜の食べ合わせによる食中毒で没


家族


創作のオランダおいね

風雲児たち

[pixivimage:]

⋯金髪碧眼、ロールという特異な姿で描かれる。苦境に立たされ苦しんでいたイネに大村益次郎が「肌が白いのは、めらにんの多い少ないによるものです」と、大村らしい無骨な答えがイネの心を救う。


花神

[pixivimage:]

司馬遼太郎作の歴史小説。大村益次郎の教え子の一人として登場し、作中では折に触れて彼との恋愛模様も描かれていく。同作を原作とした1977年放送のNHK大河ドラマでは、浅丘ルリ子がイネを演じている。


関連タグ

医者 女医


表記揺れ

オランダお稲オランダおいね

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました