ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

二代目野見宿禰の編集履歴

2023-08-17 22:04:03 バージョン

二代目野見宿禰

にだいめのみのすくね

刃牙シリーズ5作目『バキ道』の登場人物。

概要

バキ道より登場した力士で角力の始祖とも呼ぶべき存在の野見宿禰の子孫にして古代相撲を受け継ぐ青年。

刃牙の世界観では一族は血統こそ270代以上続いており、血統的には272代目だが、「宿禰」の名を受け継ぐ事を許された唯一の人物であり、故に二代目野見宿禰を名乗る。


相撲協会には属しておらず出雲の宿禰の社と呼ばれる山奥に暮らしていたが、相撲業界の改革と発揚を目論む金竜山の導きで表社会へ姿を現し、範馬刃牙を始めとした地下闘士達や現代相撲の力士達と関わる事になる。


強さ

身長210cm、体重250kgという巨漢。


花山薫と同じく凄まじい握力の持ち主。

かつて初代が実践し、先祖代々挑戦し続けた石炭を手で握って圧縮し、ダイヤモンド化する事に成功した事で二代目宿禰の名を襲名したという逸話を持つ。

その超握力を駆使して相手の骨を皮膚の上から掴み、「廻し」に見立てて投げるという特技で多くの対戦相手を粉砕してきた。


ルール無用の古代相撲をベースとしたスタイルで、相撲技のみならず打撃や蹴り技も積極的に使用している。


神事としての相撲にも通じており、四股踏み(醜足)による地鎮で大地の邪気を払い、彼とその先祖が地鎮している土地の樹木は軒並み樹齢1000年を超えているとされる。


人物

礼儀正しく丁寧な口調で喋る一見紳士的な性格だが、その言動の節々には己の力に対する絶対的な自信とプライドが垣間見えておりナチュラルに相手を見下すような台詞が目立つ。

しかし、全面的に相手を見下しているという訳でもなく、対戦相手に対して敬意やリスペクトを見せる一面も持ち合わせている。


刃牙に対しても当初は体格差故に「露払い」と称して下に見ていたが、同時に「露払いは弱者には務まらない」とその強さの一端を感じ取って認めており、初撃でダウンを取られてからはその実力を全面的に認め、刃牙を兄弟子と称して頭を下げ、「胸を借りる」前提で試合に臨む謙虚さを見せている。


また物語冒頭で知り合った女性は恋仲となり、同作品では珍しい彼女持ちとなり、彼女からは「スッくん」の愛称で呼び親しまれている。


活躍

出雲の宿禰の社と呼ばれる山奥で、そこの守り神として暮らしていたが、ある日、各界の改革を試みた元横綱・金竜山によって表社会へと連れ出される。


宿禰神社の僧は下山の理由を「(角力の始祖・初代野見宿禰を軽視した現代の大相撲へ)鉄槌をくだす」と語っており、また後に宿禰本人は「宿禰とは何者なのか」を知るために自らの意志で下山したと語っている。


下山後、お台場で行われていたロッククライミング世界王者に挑戦するイベントに顔を出し、主人公・範馬刃牙と顔を合わせる。

そこで豪快かつ巨大に似合わぬ素早いクライミングと、刃牙のエアシャドーと同じ技術で、想像上の横綱とのエア相撲を披露した。


現在は徳川邸を根城にしており、そこで同じく徳川が招いたビスケット・オリバと対決した。オリバからの不意打ちを食らうものの、その後はオリバの体当たりをものともせず、その隙に肋骨を掴み、絶体絶命に持ち込んだことから決着を提案する。

拒否したオリバは全身に力を入れるが、宿禰の握力からは逃れられず、そのまま異様な音と共に肋骨が完全粉砕して自爆。立ち上がれない身体となり決着がついた。


その場を後にした宿禰は夜の街で現役の大関と対面し衝突。

地面がコンクリートだった為、宿禰は投げ飛ばした大関の頭を支えフォローする。しかしこれが大関のプライドを傷付け、更にこの一連の騒動を週刊誌に撮られてしまい、大日本相撲協会及び嵐川理事長にも衝撃を与え、地下闘士と現役力士陣の団体戦に発展することになる。

ちなみに宿禰はこの時、声をかけてきた女性をナンパしお持ち帰りしている。


帰宅後、東京ドーム地下の闘技場まで連れてこられた宿禰は王者・範馬刃牙と手合わせし、更に試合を観戦していた

愚地独歩愚地克巳渋川剛気花山薫ら地下闘士メンバーと初めて顔を合わせ、宿禰は全員を力士と認識した。


その後、徳川と金竜山の発案で現役力士陣との団体戦が行われる事になり、宿禰は大将戦として現代相撲の最高峰・零鵬と対戦した。

零鵬の張り手で鼓膜を破壊されるが、オリバを破壊した肋骨掴みによるアバラ投げで返し、そのまま地面に叩き付ける。そして立ち上がってきた零鵬を再度頭を地面に叩き付けることで完全に沈黙させ勝利した。


試合終了後、次なる対戦相手として徳川に"地上最強の生物"範馬勇次郎との対戦を望み、後日実現した。しかし勇次郎は気軽に自らを呼び出した事に苛立っており、実力差も大きかった為、パンチ2発で敗北する結果となってしまった。

なお力士の意地として宿禰は気絶しても倒れず、その点だけは認められており「また遊んでやる」と声をかけて勇次郎は去っていった。


勇次郎に完敗し自分より上の"化け物"の存在に痛感する帰路の途中で謎の大男に遭遇する。その男の正体は宿禰に敗北した零鵬でありリベンジマッチを挑むのだった。

不意打ちによる零鵬の連続パンチを受ける宿禰だったが、先の戦いで負傷した零鵬の胸に強烈なキックを浴びせ逆転。そのまま零鵬は酷く吐血しながら倒れ込み、宿禰は「よく殴られる日だ…」と一日を振り返ってその場を後にした。


関連イラスト

“地上最強の力士” 二代目 野見宿禰


関連タグ

バキ道 相撲 古代相撲 力士


金竜山 範馬刃牙 第101代当麻蹴速

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました