ポンガシグサ
ぽんがしぐさ
分類
名称 | 下記参照 |
---|---|
和名 | 全て名称と同じ |
分類 | ポンガシグサ科 |
概要
初代から登場している不思議な花で、ピクミンやオニヨンとは近種の関係。これらは生物学の常識にまったく当てはまらず、謎が多い種とされている。
名前の由来は「ポン菓子のようにタネを吹く草」であるから。
花とは言うが、実は花弁に見えるものは捕虫葉という葉が発達した器官で、中央のめしべから甘い匂いを発し、近づいてきた小虫などを捕える食虫植物。
ポンガシグサ科の植物の葉は肉厚で柔らかく、内部の筋繊維によって1日に何度も開いたり閉じたりできる。その肉厚の葉を始め全体的に香りのある油分を多く含むポンガシグサ科の植物を栽培できれば、香料・薬用・観賞用など様々な用途として使用できると考えられる。
そして中心にピクミンを投げ込むと、必ず自身と同じ色のピクミンの種を、投げ込まれた分吐き出す特徴がある。
そのため、今連れているピクミンを別の種類に変える事に利用でき、特に白ピクミンと紫ピクミンは基本的この花を利用して増やす事になる。
ただし違う色を累計5匹(初代は50匹)投げ入れると枯れ散ってしまう為、一度に変換できる数には限りがある点には注意(一定の日数が経ったり洞窟に入り直したりすることで再び葉をつける)。
一応花と同色のピクミンなら何匹投げ入れても枯れず、コッパチャッピーを投げ入れるとピクミンになる。
この植物には捕らえた生物のDNAを直接的に取り込む事で、急速な進化を果たそうとする仕組みが備わっている様だが、殆どの場合そんな無茶に耐えられず、全身の細胞が自己死滅してたちまち枯れてしまうらしい。
そんな中、どうやって投げ入れたピクミンが別の種に変化するかも未だ解明できていないが、吸収した生物のDNAを産むピクミンに転写し進化を促すオニヨンの性質が、細胞が壊れる直前極めて強く働いているのではと推察できる。
筋繊維の仕組みもよく似ている事から、結実していない未成熟のオニヨンがポンガシグサであるとの説も存在する模様。
生息域もピクミンに似通っているらしく、『1』と『3』では地上にも生えているが、『2』『4』では地下にしか存在しなかったりもする。
また一部の洞窟に登場するポンガシグサは、保有するピクミン数が一定以上になると出現しなくなる。白や紫をたくさん増やしたい場合、そういった洞窟は利用できないので注意しよう。
投げ込んだピクミンが捕食された時と同じ断末魔の悲鳴を上げることから、一度捕食した上でピクミンの死体からタネを生成している可能性が高く『3』に至ってはポンガシグサに入れた時点で一時的にピクミンの数が減少する扱いになる。
『4』では捕食される時の悲鳴とは異なるもののやはり悲鳴を上げ、『3』同様にピクミンの数が減少する扱いになっている。
『1』では投げ込んだ時だけでなくタネを吐き出す際も悲鳴を上げる。
一方、飲み込まれたピクミンの魂が飛んでいかない点を考慮すると、一種の輪廻転生と解釈されることもある。
『3』でバクダン岩持ちのピクミンを入れると、種を吐かず諸共に枯れてしまうが、『4』からはバクダン岩を入れると反射的に吐き出すようになった。
ポポガシグサ
白地の花弁に鮮やかなまだら模様を持つ変種で、模様の色が一定間隔で赤、黄、青と変わり続けている。そして「放り込んだ時の色」に応じたピクミンを吐き出し、1匹投げ込むだけで花弁の色に対応したピクミンを9匹増やしてくれるスゴイ奴。
ただし、9匹増やした後はすぐに枯れてしまう。
なお93匹以上連れている場合は噴き出すピクミンの数も減ってしまう。しかしこれを利用して、100匹ピクミンを連れた状態であれば通常のポンガシグサ同様にピクミンの色を変換させる用途に用いることも可能である。(主に最小人数クリアなどの縛りプレイに用いられることが多い)。
現段階では『2』のみにしか登場しておらず、
幻のポンガシグサとも言える。
ポンガシグサの種類
ルーイメモ
ポンガシグサは総じてサラダに向かないと書かれている。
その理由として以下の点が挙げられている。
- ベニポンガシグサ:辛すぎる
- ルリポンガシグサ:青臭い
- キイロポンガシグサ:酸味が強い
- ムラサキポンガシグサ:脂質が多い
- シロポンガシグサ:アシが早くすぐに腐ってしまう
- ポポガシグサ:生食するとお腹を下す
一方、海外版では一部食事に活かす方法が考案されているものもある(ルリポンガシグサ、ムラサキポンガシグサ)。
- ベニポンガシグサ:舌に乗せると燃え上がる
- ルリポンガシグサ:花自体が頑丈過ぎるが華やかな飾りにはなる
- キイロポンガシグサ:強酸でフライパンに穴が開く
- ムラサキポンガシグサ:濃厚で風味のよい油を分泌するのでドレッシングいらず
- シロポンガシグサ:摘みとって数秒で腐る
- ポポガシグサ:壮大で息を呑むほどの消化不良になる