概要
解号は「面(おもて)を上げろ『侘助』」。
始解と同時に数字の7のような形状の刀に変化する。
折れ曲がった刀身の内側に刃が付いているのが特徴で、これは下記の能力で敵の動きを封じてから頸を引っ掛けて切り落とすための形であるらしい。
能力
斬りつけた対象の重さを倍にする。
この効果は斬りつける度に重複し、2回斬れば重さは4倍、3回斬れば8倍……と、指数関数的に重さが増していく。
この能力を受けた敵は最終的に地に倒れ伏し、その様がまるで這いつくばって侘びているように見えることから、この刀は「侘助」と名付けられたという。
使用経歴
作中での初始解は、藍染惣右介の死体を見て錯乱した雛森桃が市丸ギンに襲われそうになった時、応戦する形で行った。この時は仲裁されたため能力は未使用。
中央四十六室に入ってきた日番谷冬獅郎と松本乱菊を誘導した際、乱菊と交戦。侘助の能力で乱菊に刀を持てなくさせるも、彼女が斬魄刀「灰猫」を始解させた事で逆転される。
空座決戦篇ではバラガン・ルイゼンバーンの従属官の1人、アビラマ・レッダーと交戦。彼の翼を四回(アニメでは五回)斬りつけて墜落させた後に首を刎ねる。
斬魄刀異聞篇
具象化した姿で登場。
初登場時、主人であるイヅルの斬魄刀に刃を数度擦り動けなくさせる。
その後、更木剣八と対峙した際に瞬殺され折られる。この章で初めて折られた斬魄刀の一本(もう一振りは疋殺地蔵)