Two men look out through the same bars one sees the mud, and one the stars.
二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めたとさ。
(ジョジョの奇妙な冒険 原作第1巻冒頭部分より)
概要
アイルランドの作家、フレデリック・ラングブリッジの詩。
詩の一部という訳では無く、これが全文。
また『不滅の詩(A Cluster of Quiet Thoughts)』はいわゆる詩集な名前のようなもので、この詩は『All Windows look South in Sunny-Heart Row(全ての窓は日の方を向いている)』という名前。
日本語訳は『カーネギー名言集』に掲載されている(他にも北風がバイキングを作ったや幸運と勇気なども収録されている)
ジョジョの奇妙な冒険にて
元々は歴史家の間でもかなりマイナーな詩であるが、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第1巻冒頭部分に上述の一節が挿入されたことで、一転して話題となった。
奇しくも、内容は第1部における二人の主人公の生き様と見事に重なっている。
第6部でも空条徐倫が敵との激闘の最中にこの一節を引き合いに出していた。
『ひとりの囚人は壁を見ていた』……
『もうひとりの囚人は鉄格子からのぞく星を見ていた』
あたしはどっちだ?