概要
『ドラゴンボール』第2巻にて、ピラフ一味の世界征服の野望を挫くべくウーロンが即興で考えた願い。記念すべき、『ドラゴンボール』内で初めて神龍が叶えた願いである。
ウーロンが言い終わった直後、虚空からひらひらとギャルのパンティが落下し、ウーロンの頭に覆いかぶさったのを見届けると、神龍は帰って行った。こうして世界は救われたのである。
…が、遥かな時を超えてその代償を支払わされる日が来ようとは、誰が予測できようものか。
余談
- アニメでは願いを言おうとしたピラフをウーロンが踏んづけてジャンプする描写が追加。さらにウーロン役・龍田直樹氏の怪演により爆笑度が増しており、原作では「おくれーーーーーっ!!!!!」だったが、こちらでは「お~~くれーーーーっ!!!!!」って感じになっている。
- 放送当時の某児童誌では「おかしをください。」に変わっている。
- ファミコンの『ドラゴンボール 神龍の謎』では、神龍に「ギャルのパンティーがほしい」とお願いすることが出来る。が、ブルマが亀仙人にパンティを見せる場面(原作でははいてなかったあのシーン)の使い回しが流れるだけである。またこのゲームは「パワーをUPする」を選ばないとただでさえ高い難易度が更に高くなるので、これを選んだうえでクリアするのはよほど腕と運に自身がある人だろう。
- 作者である鳥山明氏がキャラクターデザインとして関わった『ドラゴンクエスト3』では、隠しボスのしんりゅうに叶えて貰える願いに「エッチなほんがよみたい」というものがある。しんりゅうのデザインも含め、セルフパロディと思われる。
- もうちょっと考えれば「美女美少女のハーレムが欲しい」とか「世界中の女の子全員オレのこと大好きにしてくれ」とかパンティ一つに留まらない色欲極まる願いも叶えられただろうにこの願いに収まったのはウーロンの根は小心者故の限界か、或いはあえて世界が混乱したりしない為に自重してなのか。多分前者だろうか。
- 『魔法先生ネギま!』まほら祭編では、学園長が「即物的な願い」の例として大量の金や世界征服などと並べて挙げていた(ご丁寧に目線を引いたブタ付き)。