ジタン・トライバル

じたんとらいばる

ジタン・トライバルとは、RPG「ファイナルファンタジーⅨ」の主人公。

-真諦-

誰かを助けるのに理由がいるかい？

年齢16歳。ジェノムという種族に位置する人間。

外面では歌劇団、本質は盗賊団の「タンタラス」のメンバー。

名前の意味は「命」。これはガーランドの作り上げた最強のジェノムであるクジャ、ミコトに共通した由来。

幼少時の記憶がない孤児で、性格は明るくお調子者で女好きだが、困っている相手を見過ごせない優しい心の持ち主でもある。

13歳頃に一度自身の故郷を見つけようと一人放浪の旅に出たことがある。

フライヤはその時に知り合い、1年ほど一緒に行動していた。

武器は「短剣」と「盗賊刀（棒の両端に刀が付けられた武器）」を用いる。初期装備はダガー。

役割は所謂シーフだが、秘められた正体に由来するトランス能力でアタッカーとしての性能を十分に発揮する。

「ぬすむ」および「秘技」（トランス時は「裏技」）を使いこなす。

トランス時には後頭部で結んでいた髪が解けるほか、全身がピンクのオーラによって覆い尽くされる。更に類人猿にも似た体毛が生え、より猿に近い外見となる。

短く切り揃えた金髪と、臀部から生えた猿のような尻尾が特徴。

そのため、作中において罵られる時に「猿」と呼ばれることがある。

尻尾は猿ではなく猫のほうらしい。デザイナー曰く元は「黒豹」で初期の尻尾は黒だった。

画面映えしなかったため黄色になっている。

長めの金髪に小柄な体躯から、たびたびエドワード・エルリックに似ていると言われることが多かった。

ちなみにFF9は2000年発売、鋼の錬金術師は2001年連載開始なので、ジタンの方が先に出ている。

しかしディシディアシリーズで声をエドを演じた朴氏が担当することになったので、偶然とも言い切れないレベルに･･･。

だがしかしFF9組は実は一番キャスティングに悩んだコンビであるという。

DFF（ディシディアファイナルファンタジー）ではFF9代表としてコスモス枠で参戦する。（CV:朴璐美）

pixivではバッツ、スコールとセットのイラスト（589）をよく描かれる。

なお、DFFとオリジナルとでは衣装が微妙に異なっており、色合いは原作ゲーム、衣装デザインは天野原画に近い。

頭身はオリジナルより伸びているが、それでもティナより小さい。