1980年代の後半に東映化学(現:東映ラボ・テック)が開発したテレシネ技術。
現像済みのネガフィルムをテレシネ時にポジ反転させるもので、この技術は80年代後半から2000年代初頭までフィルム撮影作品に多用されていた。ファイン・ネガ・ビデオシステムを使用した作品はD2-VTRマスターで納品されることがほとんど。これらのマスターはデジタルメディアに変換した際著しく画質が劣化するというデメリットがある。本放送時ファイン・ネガ・ビデオシステムのマスターを使用していた作品がDVD化の際にフィルム原版から直接リマスターされるのはその為。