概要
カセットビジョンは、エポック社が1981年にリリースした家庭用ゲーム機。
特徴
通常のカートリッジ交換式ゲーム機とは異なり、本体にCPUやメモリを持たず、カセットに収められたマイコンチップ(NEC μpd777c)が画像・サウンド処理の全てをこなしている。
コントローラは本体に内蔵。
グラフィック
発売された時期を考慮しても粗さは否めない。
キャラクターとバックグラウンド(背景)は単色で、ドットも大きく、カクカクしているが、むしろ画面内で判別がしやすいというメリットはあった。
独特の対角線状に切った三角形のドットは、テレビのチャンネル表示用ICを使用しているためとのこと。
余談
ファミコン発売前は日本で最も売れたゲーム機だったという(記録では40万台ほどのセールスをあげている)。
代表作「きこりの与作」はアーケード版をカセットビジョンに移植したものだが、カセットビジョン版のほうが知名度が高い。当タグも与作関連が多くを占める。