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セーラ・クルーの編集履歴

2023-10-28 10:53:58 バージョン

セーラ・クルー

せーらくるー

フランシス・ホジソン・バーネット作の小説『小公女』の主人公。pixivでは同作を元にした世界名作劇場アニメ『小公女セーラ』の描写に基づいた作品が多い。

概要

短めの黒髪(現代で言うセミロング)と青緑色の瞳を持つ少女。

父親がイギリス人、母親がフランス人のハーフで、当時英領であったインドの出身。

父と母の三人家族だったが、自身が4歳の時に母が亡くなり、記憶にはほぼ父との思い出しか残っていない。

当初は父のラルフと共にインドで生活していたが、父の故郷イギリスのミンチン寄宿女子学院に預けられる。(当時のイギリスの上流階級には子供が一定の年齢になったら寄宿舎の有る学校に入れる慣習が有り、インド生まれのイギリス人子女も本国に移るのが普通だった。)


頭脳明晰で心優しく感情豊かな少女で、読書が趣味。

母がフランス人であったためか勉学の中でもフランス語が得意で、フランス語講座の講師を務められるほどの力量を持つ。

一方でプリンセス育ち故の世間知らずで脆い面を抱えている。

反面、意外にも父親からは「何百年か前に生まれて男だったら、剣を片手に国中を駆け回っていただろう」とも評されている。


原作では7歳だが、世界名作劇場版では10歳。黒髪は藍色で表現され、CV:島本須美


※原作版、派生派映画版・漫画版・他のアニメ版、ドラマ版『小公女』のセーラは、気が強く、正々堂々として、意見をはきはきという誇り高い性格である。

ただしドラマ版では友達(アニメでいうとアーメンガードに該当)から「確かにあなたの言うことは正しいけど、あなたの正しさは独りよがりの正しさ」と言われたりもしている。


使用人の小公女(プリンセス)

ラルフが熱病で死去したことによりクルー家が落ちぶれると、彼女を金蔓と見ていたミンチン院長に掌を返され、生徒から使用人の身分に落とされた。その時に院長から一番ボロの衣服と靴を貰い、使用人としての生活が始まる。

最初は食事を配膳している時に元同級生のラビニアからわざとパンを落とすという嫌がらせを受ける。ここから毎度のように彼女が主導するいじめに遭うようになったが、同じ使用人のベッキーを始め、自身を慕ってくれるロッティやアーメンガードなどの友達の支えもあり耐え抜くことができた。


使用人としての活動内容は、学院の教室や階段の清掃、朝食~夕食の調理・配膳、食糧の買い出しなど。

清掃した後にわざと汚されたり、買い出しのメモに書き忘れていたにもかかわらず『買い物メモに書いてなくても、献立でわかるだろうが!』と料理人のジェームスから怒られる。


屋根裏部屋での生活が多いが、そこでネズミの大家族に出会う。そのねずみの大家族にメルと名付けて生活をしていた。

時々、ロッティやアーメンガードがこっそり遊びに来てくれるのでエミリーと一緒に楽しい時間を過ごしていく。


ある日、高熱により倒れた時 自身の部屋が綺麗な状態になり暖炉に火が点いており、食卓には豪華な料理、綺麗な細工が施された絨毯が敷かれた状態になっていた。(最初は夢と思っていたが、実際に触れることができパンも食べることができる本物だった。)


しかし、この「恵まれた」境遇をミンチン院長達により妨害されてしまい、屋根裏部屋から馬小屋に寝床を移動させられ、ラビニア達のいじめにも拍車がかかっていく。

それでも耐え抜いて生活を送っていたが、ハロウィンの夜、馬小屋から出火(原因は、蝋燭の火が藁に引火したため)し放火の濡れ衣を着せられ、学院を追放されてしまう。


マッチ売りの小公女(プリンセス)

エミリーと家族写真を手にロンドンの街を彷徨っていた所をピーターに助けられる。また、自分にもできることをピーターの協力によりマッチ売りとして活動開始した。


関連イラスト

小公女セーラ4ヶ月後

小公女 セーラ「まぁ、ベッキーったら」


関連タグ

小公女 小公女セーラ

プリンセス

苦労人 悲劇のヒロイン


ラルフ・クルー:セーラの父。


ロッティ・レイ:ミンチン女子学院の生徒。自身と同じく母を早くに失ってしまっている。


マハトマ・ガンディー:インド生まれで非暴力主義を貫き通したことで共通している。







【警告】これより先、結末ネタバレ注意




























































ダイヤモンドの小公女(プリンセス)



学院から自身宛に荷物が届いている知らせ聴いて、アメリア副院長の説得により一時的に学院に戻る。 荷物の開けてみると、衣服が入っており ミンチン院長が『お前のものだと言うのなら、着てごらんなさい。合わなかったら、そのまま処分するから』と言われたため着てみるとサイズはぴったりだったのだが、肝心な送り主の名前が不明のため何者が自身に送って来たのかがわからないままだった。


ある日、自身がかつて使用していた屋根裏部屋に戻された時に猿を発見。学院の隣に引っ越してきたクリスフォード家のペットであることをある経緯により知ったため、送り届けることを決意する。


その際に「ドナルド・カーマイクル」と再会、クリスフォード家に仕えているインド人の青年「ラムダス」とも再会し彼のペットの猿を無事に送り届けた。(その際にインド語で挨拶をしたため、これを聴いたドナルドの父は、トム・クリスフォード氏に報告した)


面会を希望したトムは名を聴くと『おぉ・・・この子だ!』と捜していた盟友ラルフの娘に出会うことが叶った。 その際、『君の父上から預かっていたものだ、受け取ってくれ』と預かっていた財産を譲渡される。


その後、父の財産を正式に継承するべくエミリーと共にインドに出発した。(その際に、自身を支えてくれた盟友ベッキーを連れて行った)

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