ロードクロサイト(競走馬)

ろーどくろさいと

ロードクロサイトは2010年生まれの競走馬である。

概要

ロードクロサイトは2010年生まれの競走馬である。

父アンブライドルズソング、母フォークロア、その父ティズナウの血統。

2010年にこの馬が誕生し、翌年9月のキーンランド1歳セールで前田幸治名義で38万5000ドル、当時のレートで約3000万円で落札。その後、矢作芳人厩舎に入厩。

血統的に期待された馬であり、新馬戦では単勝1.6倍に推されたが3着。その後も勝ちきれないまま2歳を終える。

しかし、3歳になるとこれまでの勢いが消えたかのように失速。結果3歳はすべて2桁着順。

結局、生涯成績7戦0勝の未勝利のままターフを去った。未勝利で終わった理由の一つに矢作調教師は気性の悪さを挙げた。しかし、彼女が落札された理由はこれからのためにあった。

引退後はノーズヒルズにて繁殖入り。産駒はすべて馬主ノーズヒルズ関係者、調教師矢作芳人と、本馬と同じ組み合わせである。

初年度はゴールドアリュール、翌年にはダイワメジャーと交配。それぞれ、バーンフライ、アナスタシオと命名され、ダートで勝利している。

この2頭の交配の背景にはディープインパクトとの交配の準備があった。そしてその翌年にディープインパクトとの交配が実現。その交配によって生まれた馬こそ、後に父子無敗3冠という空前絶後の快挙を成し遂げたコントレイルである。

生年	馬名	父	性別	主な勝鞍	備考
2015	バーンフライ	ゴールドアリュール	牡	4歳以上1000万下	地方現役
2016	アナスタシオ	ダイワメジャー	牝	2歳未勝利	アメリカで繁殖入り
2017	コントレイル	ディープインパクト	牡	皐月賞/日本ダービー/菊花賞/ジャパンカップ/ホープフルS	種牡馬
2019	サンセットクラウド	ディープインパクト	牡	白川特別(2勝クラス)	中央現役
2020	インタクト	ハーツクライ	牡	なし	地方現役
2022	未登録	キズナ	牝