概要
ドラゴンジェットがキングエクスカイザーの胸、腕、背、脚に超巨大合体した姿。玩具では頭部にも合体パーツが付くが、劇中ではキングエクスカイザーの頭部が変形して新たな形状へと変化している。「超巨大合体」の合体コードの通り、勇者シリーズのロボットの中でもかなりの大きさを誇り、歴代主役級ロボの最強形態で最も大きい。絶大なパワーを誇り、基本的には両手で持って振るう巨大カイザーソードを片手で扱うことも可能である。また必要に応じ、キングエクスカイザーとドラゴンへの分離や再合体も可能である。ほとんどの場合ドラゴンカイザーの状態でキングローダーを召喚して合体を行っていたが、キングエクスカイザーがドラゴンジェットを召喚するパターンや、エクスカイザーがキングローダーとドラゴンジェットを一度に召喚するパターンなど、いくつかのバリエーションが見られた。
スペック
全高:32.9m
重量:144.5t
跳躍力:1200.8m
走速度:250.4km/h
武装
グレートアックス
両肩ら出現する光の斧。
グレートブラスター
獅子の口から放たれる竜巻状の火炎。
グレートフレイム
獅子の口から放たれる無形の炎。サンダーフラッシュを放つ際、カイザーソードの加熱にも使われる。
グレートボンバー
獅子の口から放たれた炎を、両手で丸め投げつける。敵に命中するとエネルギーフィールドとなってその動きを止めるなど、能力的にはカイザーフレイムに近い。
グレートキャノン
肩に装備された2連装のキャノン砲。
グレートビーム
額から放つビーム。
グレートフラッシャー
胸の獅子のタテガミから放つ光線。
巨大カイザーソード
カイザーソードとドラゴンアーチェリーを合体・変化させることで出現する巨大な剣。「巨大~」という名称は便宜上のもので、劇中での呼称はカイザーソードのまま。他にも「グレートカイザーソード」や「新カイザーソード」と表記することで従来のカイザーソードと区別されることもある。初めて使用したのはドラゴンカイザーで、その際はコウタから「おっきいカイザーソード」と呼ばれた。ダイノガイストの剣を粉砕する程の威力を誇る。
必殺技
サンダーフラッシュ
全身を金色の光に包み、エネルギーを放ちながら剣を構え突撃し、敵を両断する必殺剣技。ロボットが金色に輝くというパターンは後の作品でも多く見られる。勇者シリーズで複数回使われた必殺技の中で唯一破られたことのない技であるが、ガイスター基地でのダイノガイストとの戦闘の際、両者が繰り出した必殺技の威力が相殺されてしまい、両者共に殆ど無傷であったという例外もある。雷雲を呼び出して任意に落雷を起こすことができる。