プロフィール
性別 | 女 |
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誕生日 | 7の月28の日 |
身長 | 164cm |
個人スキル | 殺しの技術(回避地形から攻撃した時、必殺+15) |
初期兵種 | シーフ |
好きなもの | 武器、読書、音楽、鍛錬、毒物、暗がりでの任務、見通しの悪い場所 |
苦手なもの | 御伽噺、宴会、動物、家事、詮索、強い香りのもの、顔を見られること |
趣味 | 人目のない所で過ごす |
特技 | 物真似、武器の手入れ |
軍の中で一番 | 真贋を見破れる |
称号 | 見えざる仮面 |
CV | ファイルーズあい |
概要
各地を放浪している、出自不明の盗賊の女性。
右頬に黒い星型のメイクをしており、長い赤髪に白黒の星飾りを散りばめている。
「やっぴー!」「ですぞ」などと言ったり、他人に対しては「〜氏」付けで呼ぶなど中世の世界観のFEとは相反するネットスラングのような言い回しをする(中世の世界観に合っていない言動のFEキャラは多いのでユナカのみが際立っているわけではないが)。
明るく活発な性格でノリがよく、誰とでも打ち解けられる。何やら過去を詮索されるのが苦手な様子で、自らの素性について語ろうとしない。ただリュール・アルフレッドと初めて会ったときに「暗殺者」と言ってしまっている(直後に「観察者」だと訂正している)。
ストーリー6章「奪われた指輪」にて加入。
フィレネ王家の祠にある筈の「暁の巫女の指輪」を所持していたユナカは、ブロディア国境付近で神竜軍と出会う。彼女はどこかでその指輪を落としてしまったのだと言い、彼らと共に搜索する。
指輪を持っていた賊を討伐した後は、実は自分が祠から指輪を盗み、売って旅の資金にしようとしていたことを告白する。しかし、ミカヤと話して情が湧いていたユナカは心を入れ替え、神竜軍の旅に同行することとなる。
その特徴的な言葉遣いから、ファンの間では「ユナカ氏」と呼ばれることもある。
人物像
「ひょうきんもの」を自称し、仲間との会話ではいつもオーバーリアクション気味。
その明るすぎる振る舞いから、仲間に「無理をしているのではないか」と心配される事もしばしば。
自分の素性を後ろめたく思っている様子。出自についての話になると咄嗟に嘘をついてしまい、その事を気に病んでいる。
目が良く、気配を消す事が得意で、静寂や孤独が苦手。
また、犬より猫派らしい。
鋭い観察眼を持ち、物真似に長けている。
実際に作中で彼女が物真似したキャラクターは、ヴァンドレ、アイビー、ゴルドマリー、ミカヤ、カムイ等。動物の鳴き声も上手い。
特にカムイの物真似等はかなり似ており、物真似先の人物が本当に喋っているのかと錯覚する程の完成度。
物真似の延長線上で、演技力に優れる。セアダスにもその腕を買われて、舞台の主役になって欲しいと頼まれている。因みに、楽器の演奏もできる模様。
珍しい武器に目がない。それ故に武器に詳しく、語り出すと早口になる。
ソラネルの「料理」では「大人」判定であり、私服も大人っぽい落ち着いたものである。
出自
その正体は元暗殺者である。
まぁ、スキル「殺しの技術」の時点でバレバレではあるのだが…
彼女の暗殺者時代の話はシトリニカやゼルコバ等の支援会話で聞く事が出来る。
生まれはブロディアの断崖の村で、貧しい両親の元に生まれたが、物心ついた時に捨てられ、殺し屋の男に拾われ「働き手」として殺しの技術を教えられた。
その男は楽して金を稼ぐ為ユナカに殺しを手伝わせたが、ある日突然倒れ、彼女を拾った本当の理由は「後継者が欲しかったから」だと告げる。
実は男は不治の病に侵されており、余命いくばくも無い状態だったのだ。そして男は、今まで稼いだ金を元手に「これを報酬に自分を殺してほしい」と言い出した。
ユナカは男から依頼された「仕事」をやり遂げ、暗殺者から足を洗ったのである。
ちなみに「ユナカ」と言う名は暗殺者から足を洗った際につけた偽名であり、本名は「ラリマー」。本名の由来も、ドミニカ共和国から産出している宝石から来ている。
普段の口調は演技であり、実際は正反対な冷徹な性格。戦闘時にはこの素が出ることもある。
また、支援会話等でも素の喋り方をすることがあり、特にパネトネとの支援会話では沢山出てくる。
ユニット性能
盗賊らしく技・速さに優れ、力・守備は低めなユニット。
今作は盗賊でなくても宝箱・扉を開けられるため出番は少ない……?
…なんていうことはなく作中でトップクラスの最強ユニット。
今作のシーフは「隠密」というスタイルで地形効果を2倍にできるため、茂みや林(いずれも回避+30)等に隠れていれば回避は簡単に100を超えてしまいノーマル程度の相手なら攻撃がほぼ全く当たらなくなる。
さらに盗賊の装備できるナイフ(短剣)は武器強化で攻撃力が+2ずつされていくため、火力も高い。
ちょっと強化するだけで斧もびっくりな火力と剣をも上回る速さ、射程1-2を併せ持つ最強武器がお手軽に作れてしまう。おまけに毒効果で相手の防御も下げられ、三すくみでブレイクされることもない。
個人スキル『殺しの技術』は回避補正のある地形を利用する必要はあるが、安定して30%前後の必殺率を発揮できる。女性盗賊一人に突っ込んでいった騎兵や飛行兵が短剣一つで狩られていくのは痛快。
極めつけはカムイの『竜脈』で、回避+30効果の地形をいつでもどこでも毎ターン作り出せてしまう。これが手に入ってしまえばもうノーマル程度ならユナカが一人で無双するだけでクリアできてしまうレベル。
さすがにハード・ルナティックともなると厳しいが、それでも攻略には欠かせないユニットとなることだろう。
ただ実際の所、ユナカの強みはシーフとナイフとカムイの強みとも言い換えられる。そのため、シーフに転職させればユナカより強くなるユニットも多い。
とはいえ序盤からシーフで参戦してくれるのがユナカの長所とも言えるため、問題はないだろう。
そしてそんなシーフ+カムイのコンボにも天敵がいる。
それはスタイル【魔道】のユニット。
このスタイルは「魔法で攻撃した際に、相手の地形効果による回避補正を無効化する」という完全なアンチ隠密とも言える特性を持っている。
当然だが地形による回避補正がなくてはシーフと言えど基本的には信用のおける回避性能とはならないので相手のユニットを良く見た運用が必要となってくる。
コミカライズ
第6話で初登場。この回はユナカがメインの回となる。
リュール達が祠から持ち出された紋章士の指輪の話をしている時に現れ、指輪が王族の宝と発覚して慌てふためく。
そして指輪を買い取ったブロディアの貴族『ルブライト伯』の元にリュール達が向かう際、一瞬目を鋭くさせた後に「指輪は絶対に渡さない」と言い、先にブロディア首都コルヌに向かう。
そして着いた屋敷にて、隠された地下で生贄を捧げる邪竜信仰の教会を発見。過去のユナカを知る伯爵から暗殺者としての過去と経歴、師匠の下を離れて伯爵に雇われていた事を暴露された。
リュール達が毒にやられた際、伯爵からスリ盗った指輪からリュールにミカヤを顕現して貰い、エンゲージ技『大いなる癒しの手』でリュール達を救う。
その後、伯爵も不正発覚で連行され、リュールから「過去を気にするよりも今やこの先の未来が大切だと思う。ユナカも過去に縛られず、今を進んで欲しい」と言葉を貰う。
因みに、ユナカの「やっぴー!」はしばらく流行る様になったとか。
余談
- 「ユナカ」という名前は鉱物の「ユナカイト」を連想させるため、出身はブロディアではないかと発売前時点から考察されていた。
- 彼女の「やっぴー!」「よろぴっぴ!」は、英語版だと「Zappy!」「Hiya papaya!」になっている。
- ニンテンドードリーム23年6月号で実施された「『FEエンゲージ』キャラクター人気投票」では5位にランクイン。リュールを除けば、女性キャラの中で1番。