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マロン(ファイアーエムブレム)の編集履歴

2023-11-26 13:58:05 バージョン

マロン(ファイアーエムブレム)

まろん

「ファイアーエムブレム エンゲージ」に登場する人物。

「ボクはマロン。王族揃いって聞いてたんだけど…キミたち、ボクらよりオーラないんじゃない?」

プロフィール

性別
兵種ジェネラル(斧)
CV青木瑠璃子

概要

邪竜ソンブルに仕える「四狗」のひとりである重騎士の少女。

一人称は「ボク」金髪碧眼で、右目を前髪で隠している。

明るく無邪気な気分屋で、褒めてもらうことが大好きという子供っぽい性格。若いながらも優れた武勇を誇り、その自信から他人を見下す発言が多く見られる。他人を蹂躙することにも躊躇いがない。


10章後のデスタン大教会にて初登場。ヴェイルや四狗と共に、撤退する神竜軍を追い詰める。その後も何度か神竜軍と敵対することになる。


本来の人格である優しいヴェイルのことは忌避しているが、もう一つの人格のヴェイルは邪竜らしく狡猾で褒美をくれるため好いている様子。

モーヴについては「褒めてくれないからキライ」だと言っているが、奇しくもストーリー上では二人のコンビがかなり多い。


敵ユニットとして

11章、14章、16章、17章、19章にて登場。

17章と19章では『若き獅子の指輪』を装備している。

クラスは斧を扱うジェネラルで、ステータスも典型的な重装兵といったところ。しかし「特効耐性」という敵専用スキルを持つため、重装特効武器でのダメージは減少させられる。


何故かマロンは風の大斧を手にしていることが多い。この武器は魔力計算で命中率も悪く、魔力も技も高くない彼女にとっては適さないのである。遠距離攻撃にも対応できない。トマホークでも持ってくればいいのに……。

ロイのシンクロスキル「踏ん張り」で攻撃を耐えまくるが、マロンの攻撃が自軍のユニットに当たることはほぼ無いと言っていいだろう。それ故に、攻略上はあまり厄介でない。

一応風の大斧は飛行特効持ちなので、飛行ユニットと対峙させる時は気を付けよう(その攻撃を食らう可能性は低いが)。


ストーリーでの動向

前述の通りの性格の彼女は、ストーリーでは衝動的な行動や承認欲求の高さが目立つ。


19章にて、マロンは勝手に『若き獅子の指輪』『暁の巫女の指輪』を持ち出し、モーヴと共に神竜軍に勝負を仕掛ける。流石にこの事はモーヴにも咎められるが、「四狗は特権階級だから勝手な行動も許される」という思い込んでいた彼女は、今までの失態を取り戻し、神竜軍から更に指輪を奪って褒められたい一心だった。

マロン(とモーヴ)は16章でも、ロサードゴルドマリーに『碧き風空の指輪』を奪取されており、失敗続きなのである。


しかし神竜軍に敗北し、指輪も奪われてしまう。見逃してもらったことでイルシオン城に帰還したが、いかに四狗と言えども、紋章士の指輪を無断で持ち出し、しかもそれを奪われるという失態は大きい。

マロンはセピアから見限られ、彼女を庇おうとしたモーヴと共に置き去りにされてしまう。




この先には21章以降のネタバレが掲載されています。









モーヴの計らいにより、渋々ながらも神竜軍の同乗を認め、船でセピア達のいるリトスへと向かうことに。

その道中でモーヴの口からヴェイルの悲惨な過去を聞き、ヴェイルに同情するようになる。


そこではマロンも自らの過去について語る。

たくさんの男兄弟がいる中、女に生まれた彼女は役立たずだと、母親に一度も褒められたことは無かった。遂には教会に捨てられてしまうが、そこからソンブルに尽くしてセピアに見初められ、四狗になったそうだ。


モーヴの話を聞き、マロンは騎士への憧れを口にするも、自分の居場所はやはりセピアの所だと言う。


リトスに着き、セピアとグリ、そして魔道具を着けられて本来の人格が封じ込められたヴェイルと合流するが、ヴェイルに非道な行いを続けるセピア達に対して疑念を持つ。

マロンは己の正義を信じ、本来のヴェイルを取り戻すために魔道具の破壊を試みる。しかし、頑丈な魔道具にはヒビが入った程度で失敗。マロンは粛清として、慕っていたセピアの短剣に刺され、その命を散らした。



これをきっかけにモーヴは激昂、四狗を完全に離反し、マロンの仇討ちのために神竜軍に加入。彼女の死は「四狗」という家族の崩壊を確固たるものとしたのである。

そしてヴェイルも、マロンの攻撃によるヒビのおかげで魔法具の破壊に成功し、本来の人格を取り戻す。

神竜軍に仲間入りしたヴェイルとモーヴは、その後もしばしばマロンについて言及している。ヴェイルはマロンのことを「わたしの騎士」だと認め、死なせてしまったことを悔いている。


彼女自身は数多くの罪を犯し、自分の正義に気付くのが遅過ぎた結果死に至ったものの、本作のストーリー、特にモーヴとヴェイルの未来を大きく変える契機となったのである。



エンディング後のスタッフロールの挿絵には、母親らしき女性と仲良く歩くマロンそっくりな雰囲気の少女の後ろ姿が見られる。


邪竜の章

マロン本人は登場しないが、マロンによく似た容姿のマデリーンというキャラクターが「四翼」の一員として出てくる。


余談

  • 名前の由来は「marron(赤みがかった栗色)」と思われる。
  • 担当声優の青木瑠璃子氏はFEシリーズ初出演。

関連タグ

ファイアーエムブレムエンゲージ ボクっ娘


モーヴ ヴェイル


メリン…本作のもうひとりのボクっ娘。こちらはかっこいい系。

デューテ…ボクっ娘(Echoes/ヒーローズのみ)繋がり。性格も似ている。

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