身長:145cm
体重:37kg
3サイズ:70/52/72
概要
「赤い夜」の中心地で水晶に閉じ込められている、白いゴスロリ姿の美少女。
赤い夜とは対照的な、長い銀髪と碧の瞳を持ち、純白のドレスを纏う幼げな姿をしている。
自分の名前以外の記憶は無く、また遠距離から皐月駆たちに黒騎士の襲来を伝えるなど不思議な力を持っている。
黒騎士は純真無垢な彼女のことを「魔女」と蔑んで呼んでいるが……。
【警告】以下、ネタバレ注意!!
嘗ては1200年代、南仏オクシタニアの城塞都市ベゼルスで生活していたキリスト教の異端派カタリの敬虔な教徒であった。
だが、十字軍侵攻(時期的に第四次か第五次の可能性が高い)でベゼルスが陥落した際、異端の徒として捕らえられ、兵たちの慰み物として純潔を散らしてしまう……。
ただひたすらに嬲られ、使い物にならなくなった頃には何処とも知れぬ森に放置された。
病に冒され、四肢は腐り、視力もほとんど喪ったリゼットは、水を求めて行きついた木の洞で、その哀れな生涯に幕を下ろそうとしていた……。
しかし、そこに現れた一人の人物…ミシェル・マキシミリアンによって、彼女の長きに渡る暗黒の人生が始まってしまうことになる。
余談
外伝作品である「Resona Forma」では、リゼットのifルートが実装。
序盤では、ベゼルスの街の兵士に襲われそうになるが、死の間際に『劫(アイオン)の眼』の力で西暦1209年のベゼルスへタイムスリップしてきたヴェラードに助けられる。その際に、彼とファーストキスを交わした。
自分を救ってくれたヴェラードに対して、別の世界における彼女が遂に得ることが出来なかった感情…純粋な『恋慕』を抱くようになる。
しかし、ヴェラードはリゼットを救うためにベゼルスへ攻め込んできた十字軍を劫の眼の記憶より引き出した術によってたった一人で退け、更にベゼルスの難民を追撃してきた十字軍を劫の眼に宿る王の軍勢を召喚して壊滅させたが、その代償として右眼の視力を失うなどの重傷を負ってしまう。
そんなヴェラードのもとにローズマリーの花を手に持って駆け付けたリゼットは、出会った当初は教えてもらえなかった名前を告げられ、彼に自分の想いを伝えようとしたが、その時にはヴェラードは消滅してしまった……。
ヴェラードの死後、この世界のリゼットはミシェル・マキシミリアンと出会わなかったことから『虚無(クリフォト)の魔石』を得なかったため、万の軍勢へ果敢に挑んだ一人の騎士の勇姿を駆に良く似た少年と菊理に良く似た少女を始めとした子供達に語る、美しい女性…「カタリの語り手」となった。永遠の初恋となったヴェラードのことを今でも大切に想い続けている。
関連タグ
リーゼロッテ・ヴェルクマイスター:「虚無(クリフォト)の魔石」によって闇堕ちしたリゼットの成れの果て。
ヴェラード:原作ではリゼットが闇堕ちした後のパートナー。「Resona Forma」のリゼット編では、彼女の命の恩人にして初恋の相手。