概要
ギラ/クワガタオージャーが王として名乗る肩書(キャッチフレーズ)。
元は、育った孤児院でのヒーローごっこで悪役を演じていた際に名乗っていた物だったが、自分の生まれの因縁に巻き込まれる形で反逆者の汚名を着せられた以降、それに立ち向かう意味も込めてこの肩書を公に名乗る事となる。
その後、紆余曲折を経てシュゴッダムの王となった以降も、『人々の未来を奪わんとする存在の邪魔をする者』の意味を込めてこの肩書を名乗っている。
ところが第40話、ラクレス・ハスティーと組んだ宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダンが、「ギラは自分の力を与えて作った子(に等しい存在?)」という衝撃の告白を行い、加えて実際にギラを操ってエクストリームキングオージャーを降臨させ操る芸当をやってのける。
その上で「ギラはチキューを守る役割を放棄し、逆に滅ぼそうとしている」との嘘を付き、彼とその仲間である王様戦隊を孤立させ一網打尽とする策略の布陣を敷いた。
何故、ギラがダグデドの子と呼ばれその支配を受け付けてしまう身になってしまったかは現時点で不明。ただし15年前の『神の怒り』事件でギラが行方不明になった事実は判明していて、その時点で何かあった可能性が仄めかされている。
また同時に、ダグデドは安全圏から惑星を滅ぼす手段として自分に星の住人の憎悪等が向かない為の身代わり兼自滅劇の起点となる存在を造り出していた節があり、その存在を端的かつ揶揄して表現する意味で『邪悪の王』と嘲っていたのが示唆されている。
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デズナラク8世:宇蟲王一味が2000年前から干渉し、『人類の敵』との悪名と濡れ衣を着せられた地帝国バグナラクに溜まった憎悪と怨念を背負い、人類滅亡による復讐を企てる『邪悪の王』を演じる事となってしまった人物。王様戦隊との攻防の果てで、ギラの裏表無い謝罪の姿勢と優しさを向けられた事で憎しみ等を手放すも、直後に自分の側近として振舞っていた宇蟲王の手先に処刑されてしまった。因果にも、彼の心を救ったギラが同じ轍を踏み掛けているのだが、果たして…?