「ようこそ 僕のブルーベリー学園へ!」
概要
ポケモンSVのDLC『藍の円盤』にて登場するキャラクター。ブルーベリー学園の創設者であり校長である。一人称は「僕」。
クラベルとは旧知の仲らしく、彼が主人公の噂を聞きつけ、交換留学生として招待しにくるところから藍の円盤のストーリーが始まる。
クラベルが「ファンキーな性格」をしていると語る通り、いろんな意味で教育者とは思えない能天気な性格をしており、物忘れも非常に激しい。
タロ曰く「人の名前もなかなか憶えない」し、自身もブルーベリー学園の最新システムをブライアに任せて把握していないところがある模様。
ポジションとしてはいかにも重要そうだが、イチョウのおじさんよろしく殆ど物語には絡まず、本人と戦う機会もない。
シナリオ上では。
容姿
白のスーツとハット、ヒトツキのような模様が入っているストールを身につけている。
また、指輪をつけていることから既婚者であると思われる。
裏番長
シアノのもう一つの顔は、ブルーベリー学園最強のトレーナー「裏番長」。
テラパゴスの捕獲後、ブルーベリー学園に多くの人を呼び込むと、寄付を受け付けていたサフランから「裏番長」とのバトルを許可される。
エントランスで待っていたのはシアノであり、自身こそが裏番長であることを明かし勝負を挑んで来る。
使用するボールはプレミアボール。
手持ちポケモン
「お客さんも たくさんいることだし ちょっと 面白いこと しようか!」
戦闘BGMはジョウトチャンピオン戦とイッシュトレーナー戦のミックスアレンジ。
手持ちのレベルは最低でも86、最高87と、歴代最高クラス。
パーティはすべてイッシュ地方のポケモンであり、イッシュ御三家が全員そろっている。
- ふうせんでじめん技をかわしながら「じならし」で素早さを削り、それを嫌って出て来るひこうタイプをでんき技で狩るゼブライカ
- 「どくどく」「まもる」「バークアウト」「おいかぜ」にオボンのみという耐久構成のバルジーナ
- タイプ一致技で堅実に攻めて来るダイケンキ
- 「フレアドライブ」「もろはのずつき」など反動技をいのちのたまで強め短期戦を狙うエンブオー
- かげふみで交代を封じるサポーターのゴチルゼル
- いわテラスタルで弱点のほのお・むし・ひこうを受け、あまのじゃくで能力変化を逆転させ「リーフストーム」「テラバースト」で抜きにかかるジャローダ
と、全体的にランクバトルではパッとしないと評価されがちなイッシュのポケモンたちをこれでもかと使いこなした強敵である。
弱点が共通しているのがエンブオーとテラスタルジャローダのみであり(みずやじめんタイプを出そうものなら「リーフストーム」のエジキである)、アタック役とサポート役が綺麗に分かれていることも相まってこれはという対処の方法は実質ない。
バルジーナやゴチルゼルには「ちょうはつ」が有効であるため、場づくりを妨害できれば多少楽になる。特に、全体的に中速・鈍足なこのパーティを強力にフォローする「おいかぜ」だけは何があっても防がなければならないので、まずバルジーナを真っ先に落とすのがベスト。
余談
名前の由来は藍藻とも呼ばれるシアノバクテリアというのが有力。また、ブルーベリーの学名「Vaccinium cyanococcus」からも取られていると思われる。